復活の日

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  只見線 只見 (不通区間)  2015年





これらの写真を撮った時には「絶望」の二文字しかなかったのだが。

最近撮られた方の写真を拝見すれば、復活の日を迎える準備は着々と進行しているらしい。






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 本名 (不通区間)   





荒ぶる自然に今も蹂躙される国土。 寸断の果てに改めて問われる鉄道の意義。

奇跡の復活は天下の愚策か、先見の深謀か。 命運を握るインバウンドは帰って来るのか。

壮大な社会実験が始まろうとしている。






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 会津蒲生 (不通区間)  





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[ 2020/07/11 20:00 ] 最近の旅 東北 | TB(0) | CM(0)

旅の重さ

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毎年夏になると思いだす映画。

1972年公開だから風太郎はまだ子供で、高校生位になってからテレビで見たと思う。

じわっと沁みる映画だったので忘れずにいたらDVDが出た。 早速買ったら初めて見たあの頃に戻るような。

ポスターやコピーだけ見ると「にっかつロマンポルノ」風だが、至って真面目な映画である。


高校生の少女が家出して、一人で真夏の四国をヒッチハイクで旅する。

典型的なロードムービーなのだが、その途中で大人達のドロドロに翻弄されたり優しさに助けられたりしつつの、自分探しの旅。

女子高生が野良小屋で寝泊まりしつつヒッチハイクというのにリアリティがあるやというのはともかく、

目に沁みるのは山・川・海・田畑という全てを癒すような日本の田舎の美しさ、真夏の光、そしてとびきり自由な旅の解放感だ。

主人公と同年代の風太郎の脳天を直撃したのは、そういう旅に憧れ始めていたハートにまさにジャストミートだったからだろう。

鉄的には陽炎の向こうから181系の「特急しおかぜ」や58系の「急行うわじま」とかがタイトルバックから出て来て、おやと見入ってしまう。

鉄道は旅や地方の象徴として画面に入れたかったのだろうが、それが時代の象徴にもなるという事を製作者は気付いていただろうか。

もちろん時代の象徴は鉄道だけではない。旅芸人の一座とか、魚の行商人とか、少女の心の旅と絡みつつ、50年前の日本がそこに生きている。






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主演は無名の新人、高橋洋子。 苗字も名前も平凡過ぎて印象に残らないが、その後NHK朝ドラの主役に抜擢されたり、

小説を書けば芥川賞も取り沙汰されたりという才媛であったらしい。

でも何といっても衝撃的だったのは作中でいきなりスッポンポンになる事だろう。

男性客向けのサービスショットなのか、当時の女優の禊のひとつだったか知らないが、

ストーリー上あまり必然性が無いところでちょっとだけ裸というのはこの時代の映画によくあった。

しかし彼女の場合ロケ時点で18歳未満だったのではという疑惑すらあり(実際には19歳)、

それも時代だがドッキリは何十年経っても変わらない。


旅に何かを学んだ、見つけたという映画なのだろうが、結局何を見つけたのかは曖昧模糊である。

魚の行商人の許に居ついてしまい、夫婦の真似事みたいな事を始めるラストも意味を問えばよく分からない。

でもその時点で意味など分からない事が青春の旅なのだろうと思う。

無理やり分かり易い答えを出さなかったところに、この映画が残し得た余韻があるような気がする。


そして何と言っても忘れちゃいけないのが、あまりにもハマった吉田拓郎が唄う主題歌「今日までそして明日から」だろう。

夜行列車の中、真夏の草いきれの中、風太郎の80年代の旅の途中、いつもフンフンと鼻を鳴らしていた歌である。










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[ 2020/07/09 21:28 ] 日々雑感 | TB(0) | CM(4)

軒打つ音

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  小湊鉄道 月崎  2012年








すっかり待合室に閉じ込められてしまったのだ。

絶え間ない雨粒が軒のトタンを打ち続けている。











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Kindle版で売ってる、いわゆる「ラノベ」らしい。

「国鉄」がそのまま残った世界を舞台に萌えキャラとか若い職員が奮闘するという話。

まあ読むことは無いと思うが国鉄が残るという設定をそのままパクれば、

風太郎も泣かせるパラレルワールドストーリーを一本書けるような気がするなあ。

どうしても萌えキャラが必要なら、廃止を免れた閑散赤字線の小駅を毎日乗り降りする女子高生とか。

図書館員が完全武装して軍事組織化し、図書館の自由を守る戦争を始めるという「図書館戦争」の原作者は

誰かに先を越されないか発表まで冷や冷やだったというが、荒唐無稽な設定も最初に思い付いた者勝ちだねえ。



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[ 2020/07/07 20:07 ] 小湊鉄道・いすみ鉄道 | TB(0) | CM(0)

朝のシャワー

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  山陰本線 飯井  2015年







白い煙は朝も早くからの野焼きである。

透き通るような朝陽の中を行く列車を、これ以上無いタイミングで演出してくれた。







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[ 2020/07/05 20:26 ] 最近の旅 西日本 | TB(0) | CM(2)

走るカラオケ

島原鉄道 夏 キハ4500 1980年8月 AdobeRGB 16bit take1b

  島原鉄道 撮影地不明  1982年






さあ走る三密、クラスター列車のお出ましです。

この当時だってコロナより余程死亡率が高いインフルエンザとかは普通に存在してたんだし。

生物学的免疫よりも心の免疫の方が余程時間が掛かるんだろうな。


コロナが無くても経済的に疲弊していた島原鉄道は、まだ大きく普及する前のカラオケ+ビヤホールに目を付けた。

普通の車両を臨時に仕立てるカラオケ列車は他にも在ったかも知れないが、

専用車両を造ってしまう所に並みならぬ経営判断が伺える。

夕方から夜にかけて飲めや歌えやの単行列車が有明海の海辺を往復したらしい。

しかし風太郎が同鉄道で一番好きだった湘南顔のキハ4500の成れの果てと思えば悲しくもあった。


無論乗っていない。そんな無駄金は無いというより、当時「カラオケ」はいい親父がスナックの止まり木で演歌を唸るものであって、

若いモンが唄うようなものでは無かったのだ。 カラオケボックスで育った世代には信じ難いだろうが。

会社に入っても演歌以外は唄ってはいけないという不文律があると聞いていたから「津軽海峡冬景色」とか唄っていた。

いずれにしても遠い昔の日々。 島原鉄道カラオケ列車は短命に終わったと聞く。






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