アナログ

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    小湊鉄道 里見   2013年








一番目立つ「江古田」はさすがに練馬のそれではなくて鶴舞近くのバス停らしく。

運賃を手計算し行先のスタンプを押しての発券はある種の職人芸が必要で、

タッチパネル方式が素人の早期戦力化には有効云々は言いっこなしだ。

職人という経営資源がまだあるなら最後までそれを生かし切ってこそ。









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[ 2018/01/20 19:04 ] 小湊鉄道・いすみ鉄道 | TB(0) | CM(6)

小春日

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   小湊鉄道 飯給   2017年







小春日に小枝が光る飯給の中野側。写材に困ればつい足が向いてしまう。

回転が上がったエンジン音も空っ風に乗って。








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[ 2018/01/06 18:05 ] 小湊鉄道・いすみ鉄道 | TB(0) | CM(12)

光踊る

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  いすみ鉄道 久我原   2017年10月







引き寄せるファインダー。

秋の光が鋼板に踊った。







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[ 2017/11/28 21:41 ] 小湊鉄道・いすみ鉄道 | TB(0) | CM(4)

目覚め

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   小湊鉄道 上総大久保   2016年








冷えた大地の目覚め。

頬に触れる大気の密度。

鉄道もまた、天地の呼吸と共に在る。








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[ 2017/09/24 21:39 ] 小湊鉄道・いすみ鉄道 | TB(0) | CM(4)

晩夏

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   小湊鉄道  里見    2014年








「晩夏」      木下夕爾


停車場のプラットホームに
南瓜の蔓が匍いのぼる

閉ざされた花の扉のすきまから
てんとう虫が外を見ている

軽便車がきた
誰も乗らない
誰も降りない

柵のそばの黍の葉っぱに
若い切符きりがちょっと鋏を入れる





この詩と出会ったのは中学の教科書だったか。

作者の生家近く、福塩線の前身にあたる軽便鉄道の小駅の情景とされる。

興味の対象はブルートレインでもエル特急でも無く、草生したローカル線一本槍という渋ーい中坊だった風太郎が、

この一編の詩に吸い寄せられたのは言うまでもない。


当時は写真のシの字も知らなかったからそんな視点は持ちようも無かったのだが、

今読み返せば写実的というより写真的な詩だなあと思う。

てんとう虫云々はまるでマクロレンズで捉えたかのようだし、そのまま乗降が空振りのホームにズーミングして、

最後の改札掛の仕草は決定的なシャッターチャンスというところか。

その寄りと引きの妙がまるで組写真を見るかのようだ。

内容からすれば別に初夏でも盛夏でも良さそうな気がするが、「晩夏」のタイトルがまた秀逸だ。

発車していくガソリンカーの響きも小さくなった後、残されたホームの静けさは、忍び寄る夏の終わりのそれであったろう。


詩の世界はこの広い日本の何処かにまだあるはず、それを見ずにはいられるかというのが、

その後の旅の原点だったようにも思うのだ。

それから幾星霜、見たのか見なかったのか定かではないけれど、今もその幻をファインダーの向こうに追ってしまう。


今年も夏は終わりぬ。










上総鶴舞20110828_DSC2577take1b

   上総鶴舞







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[ 2017/09/13 23:42 ] 小湊鉄道・いすみ鉄道 | TB(0) | CM(4)