夕張幻霧

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   石勝線 夕張支線 鹿ノ谷  2017年







煤けた炭鉱住宅、機関区の空を覆う煙、運炭列車の轟音。

ひとつの時代が霧の中へと。








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[ 2020/06/23 20:46 ] 最近の旅 北海道 | TB(0) | CM(2)

雲は流るる

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  富良野線 美馬牛  2012年







寝転びて 空に吸われし 十五の心     石川啄木


ここが踏切上で無かったなら、寝転がったおじさんの心も空に吸われるだろうか。









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[ 2020/06/07 19:12 ] 最近の旅 北海道 | TB(0) | CM(0)

さらば豊ヶ岡

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  札沼線 豊ヶ岡  2015年






コロナ禍のあおりでGW明けに予定されていた札沼線の廃止が前倒しになり、昨日突然の様に最終日になったらしい。

そういう事もありかいとびっくりだが、一度ならず撮った事がある者としては少なからず感慨もある。

やっぱりこの線の白眉と言えば、浮世離れした豊ヶ岡駅の佇まいだったろう。

もう一回という色気も何処かにあったはずだけれど、ご多聞に漏れぬ狂騒の噂を聞けば。


発車直前のキハの眼前から動かないという狂人やら、例のアンダークロス上の金網が刻まれてズダボロだわという凶行を耳にすれば、

それと同類と思われるのも癪だし行かなかった。

だいたいあそこはな、除雪の壁を登って金網の上からレンズを出すんじゃ、雪が無いなら脚立位用意しろや、バカタレがぁ。






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  駅への道



目を瞑れば降り積む雪の音が聞こえるような、あの静寂が蘇る。

未開の原野に開拓の鍬が入った、その時代の息遣いさえ。





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  駅舎




日没後のブルーモーメントの終わりに上り列車は間に合うか。

30秒ごとに絵が変わってゆくようなまさにギリギリのタイミング、2~3分でも遅れていたらアウトだったろう。

定時発車のキハの紅いテールランプが次第に遠ざかり、やがて夜の帳に溶けてゆくのを見送れば。

ミラーが返る音と自身の呼吸だけが聞こえるこの独りきりの時間こそ、狂騒とは無縁な最後の別れに相応しかったと今は思う。


それでも鉄道ありきを示す防雪林の間がやがて灌木に埋まり、その痕跡さえ失われても。

写真の中の上り列車は永遠に走り続ける。






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  2017年





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[ 2020/04/18 19:25 ] 最近の旅 北海道 | TB(0) | CM(4)

春は海から

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  室蘭本線 冨浦  2015年







次の季節は海からやって来るか。

北の町は身を寄せ合って春を待つ。








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[ 2020/04/08 19:46 ] 最近の旅 北海道 | TB(0) | CM(4)

風の弔い

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  北海道 雄信内  2012年
   





その亡骸は野に晒され、自然に任せるがままに朽ちてゆく様は、敢えて言うなら「風の弔い」なのかも知れない。






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黄色いハンゴンソウの鮮やかな繁茂は、手向けられた花にも見える。

しかしある日突然断ち切られたような生活の記憶は、まだ温かい手触りを残すのだ。





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駅もまた。



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   宗谷本線 雄信内





誰かが付けた折り鶴が微かに揺らぐ。







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[ 2019/09/14 18:17 ] 最近の旅 北海道 | TB(0) | CM(8)