ミャンマー ・ レイルサイドストーリー  その1   ジオライパー!

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 ミャンマー国鉄 ヤンゴン環状線  2019年8月







再びミャンマーにやって来ました。


そこに伸びる線路は、普段使いの道路であり、生活の場であり、遊び場ですらある。

何処かで見たような車両は通れど、そこにあるのは人と鉄道の共生。

線路伝いにゆらゆらやって来る異邦人に渋面の人々も、

「ジオライパー!(笑って!)」と声を掛ければ、頬を緩めた笑顔が返ってくる。


5000キロを隔てたレイルサイドストーリーに、その国の素顔を見る。

そしてもう随分遠くなったかつての日本を、見つける。








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 ヤンゴン環状線  これでもかとポット満載と只見線?


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  マダヤ線  花飾り作り


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 マダヤ線  線路脇のよろず屋の看板娘







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[ 2019/08/19 21:21 ] 海外写真 | TB(0) | CM(0)

ヤンゴン夜行

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  ミャンマー国鉄 マンダレイ・ヤンゴン間夜行急行  2019年8月




5日振りにヤンゴンに戻ってきました。

今夜はスコールならぬ荒れ模様で強い雨音が響いています。時々停電になります。

それもまた、ミャンマーのリアルなのでしょう。


夜行急行に乗りました。客車・荷物車併せて19両という超大編成、さすがはミャンマー国鉄の花形列車です。

本当は寝台車に乗りたかったのだけれど、僅か1両のみではプラチナチケットらしくSOLDOUT、

アッパークラス(一等車)にしました。まあ疲れているのか意外に眠れました。




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 オーディナリークラス (普通車) 車内


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 通路


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  深夜の停車駅





ここでは多くを語るのは止めましょう。

そうだよ、夜汽車とはこうだったんだよと。





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  夜明け
 





ヤンゴン到着後は空港近くのホテルにアーリーチェックイン、そこを拠点に環状線の小駅をむしむしと。

雨脚に撮り辛いのですが、助平カメラ親父風のタイトルを付けてみました。






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  ヤンゴンの女 (ひと)




明日は最後のひとあがきをした後、夜のANAで帰国します。




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[ 2019/08/11 02:02 ] 海外写真 | TB(0) | CM(8)

時間を巻き戻しております。

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   ミャンマー国鉄 マダヤ線  2019年8月 





日本とミャンマーの時差は2時間半。

現地に着いたらその時間分だけ時計の針を戻す事になるのだが、

そこにはむしろ50年、60年の時を巻き戻した世界がある。

「ジオライパー(笑って!)」と声を掛ければ照れを隠さずとも素朴な笑顔。







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  ヤンゴン環状線



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  ヤンゴン環状線の駅員


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  マダヤ線 オーボー  線路市場


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  マダヤ線の線路際


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  ヤンゴン環状線の子供


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  マダヤ線 線路際の遊び場


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  マダヤ線車内





とぼとぼ歩いていると托鉢僧と間違えた訳でもなかろうが、椅子と食事まで出てくる。

鉄道がどうこうより、そんな優しさに溢れた線路際に魅せられる。

後半戦に入りました。元気に旅を続けております。





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[ 2019/08/08 10:50 ] 海外写真 | TB(0) | CM(12)

ごはん食べた?

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  線路は素敵なダイニング。 (ミャンマー国鉄 マダヤ線 2018年)






とんと分からぬミャンマー語にあって「HELLO !」も「MAY I TAKE PHOTO ?」も、

「ミンガラーバ!(こんにちは)」の一言で済むというか、押し通すばかりだけれど、

ミャンマー社会の特徴として実は挨拶言葉というものが存在しないのだそうな。

互いに無言でニッコリ微笑めばそれで挨拶代わりになるらしく。

それでも敢えてという事であれば、「ごはん食べた?」( タミン サ―ピービーラー? )と言うのがよりフツーらしい。







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  北に向かう急行の食堂車。 (マンダレイ)






今日もちゃんとごはんが食べられたかい、という挨拶はどこか生々しい食への執着も滲ませるけれど、

市場に溢れる食材や人々のメタボ体型を見ればまあ、少なくとも食べる事にはあまり困っていない幸せも感じるところだ。

雨季のミャンマーはちょうど様々な作物の収穫期に当たり、市場の彩りも一番華やかになる季節だという。






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  イワラジ川の朝獲れだよ。新鮮だよ。 (マダヤ線)



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  今日のごちそうはコレで決まりだ。安くしとくよ。 (マダヤ線)








「食」は命を繋ぐものであると同時に、繰り返す日常そのものでもあるから、

その周辺にはよそ行きに飾る事の無い、その国の素顔が見える気がする。


今度行ったら「 タミン サ―ピービーラー? 」と声を掛けてみようか。

いやいやこの変な外人、ピーピー何言ってるか分かんねえよと顔が?マークで埋まりそうだから、

やっぱりニッコリと「 ミンガラーバ! 」の方が無難かなあ。








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  夜明けのお経が静かに流れるホームにて。 (ラーショー線)






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[ 2019/06/12 19:51 ] 海外写真 | TB(0) | CM(10)

ミンガラーバ!  その41   ゆらり時は流れ

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時間を几帳面にきっちり守るところは日本人の美徳なのだろうが、それは別段DNA的資質ではなく、

明治以来全国津々浦々まで伸びた鉄道網が、分単位秒単位で正確に運行するという伝統が育てたという説がある。


写真を整理していて気付くのは、「ミャンマー人は腕時計をする習慣が無い」という事実である。

ねえ今何時?と聞かれる事は実際にあったから本当に時計を持っていないのだと思う。

また今時腕時計が高価過ぎて手が出ないという事も無いだろう。

つまるところ、ミャンマー人にとって時間の概念というものが極めて希薄なのだ。






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ミャンマーのローカル線でのおよそ時間にラフ過ぎる実態はご紹介してきた通りで、

1日1往復の列車に乗ろうと思ったら1時間以上前に駅に着いて早発に備える必要がある。

まあいつ来るか知れぬ列車の到着まで寝てりゃいい訳だし、

目が覚めたら行っちゃってても明日もまた同じような日が来るから別に慌てる事も無し、

また寝てしまえ、駅の野宿もまた涼し、というあたりがミャンマー人のダメっぷりとも言えるのだが。

学校は出欠や遅刻に厳しいとも聞くから、否応なしの国際標準化も視野に何とか国民に時間の概念を、

というのが国家的な教育目標なのかも知れないが、こればかりはある種の文化だけにそう簡単ではなさそうだ。





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時を計るのは野の影の伸び具合だったり、体に備わった揺らぎだったり。

暑い時間に無駄な体力は使わず眠り、必要なだけのなりわいで糧を得て一日を終える。

それが決してユートピアとは限らない事は分かってはいるけれど、

持ち込んだ幸せのものさしを無理やり当てて測るのもまた、どこかピント外れの驕りというものだろう。






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生々流転。 それでも人の世は移ろい、変わらぬものは無く。

この国の人々が手に入れたスマートフォンには秒を刻む時計機能はもとより、

その窓に煌びやかな「外」が映し出されるのだろう。

目を見張るような世界への渇望と、変えようがないものとの葛藤に弄ばれながらも、

変化の濁流は驚く程のスピードで迫っているに違いなく。





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もう残り少ない停滞かもしれない。 しかし旅の徒然にゆらり時は流れ。

レールはその土地の日々の傍らに寄り添い、轍は永遠のように刻まれる。

人々は異邦人や不躾なカメラさえ穏やかに受け入れて、あるがままの日常に包み込んでしまう。

それはもはや随分遠くなってしまった時代の、日本の片隅で見た景色でもある。

時計の無い旅は遥かな過去へのトンネルだったり、あるいは自分が生まれるよりずっと前の、

朧げな胎内の記憶にまで続くようだ。






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さよならミャンマー。





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まだ流浪の旅を続ける大木さんと別れ、マンダレイから今度はあっさり空路でヤンゴンへ。

そしてそのまま夜の成田行きに乗り継ぐ算段だったのだが、なんと予約したミャンマー航空の国内便が理由不明の運休、

空港でのインフォメーションもロクに無いまま悪しからずは大いにビビるが、別便に急遽交換出来て胸を撫で下ろす。

「ミャンマーよ、飛行機もか。」


日の出を迎えに行くように東に飛ぶ飛行機は、再び全てがON TIME、ON SCHEDULEの世界へ。



( ミンガラーバ!  おわり )




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ミャンマーシンドロームにやられて帰国以来3ヶ月以上カメラに触らない日々を送ってきましたが、

そろそろ再始動、もみじ狩りに行ってきますので暫くお返事等出来ません。




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[ 2018/10/30 22:01 ] 海外写真 | TB(0) | CM(2)