デジブック版  「旅のたまゆら 1981-1988」  を作る

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ネットの世界は広大に拡がっていて、写真展には関西から見に来ていただける方まで居たのは恐縮な位だが、

遠方故ままならぬ方も多く、残念とのお声もいただいているので展示作品から抜粋して「デジブック」なるものを作ってみる事にした。

こと写真については結構コンサバティブな風太郎は、デジタル本なんてと敬遠していたところもあったのだが、

短期間のやっつけ仕事ながらやってみるとなかなか面白い。

ケチッた「タダ会員」なので写真点数も50点に制限され、デザインも意のままにはならぬが、

ひとつの絵巻物になればまた別の趣がある。

写真展の来場者。

「あなたの写真は全体を見ると場面転換というかカット割というか、どこか映画的なところがある。意識しているのか?」

さあどうだろう。


30日弱は消されないようです。










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[ 2016/09/04 11:05 ] 写真展 | TB(0) | CM(14)

写真展   「 旅のたまゆら  1981-1988 」      最終日

shashinten_10085take1b2.jpg







2週間の長きにわたった個展もいよいよ今日で最終日。

思えば8ヶ月前の開催決定以来、全体構成だの写真の仕上げだの、いつも頭の隅から離れないところがあったから、

それから解放されるとなるとほっとするところもあれば寂しくもあり。

写真撮りとして至福の時間であった事は言うまでもないが、

ブログ上のハンドルネームしか存じ上げなかった方との初対面は数え切れない程。

30年を隔てた旧友との再会もあった。(互いにすぐには顔も分からなかったが。)

12日間の会期中の総来場者数はニコンの集計では約2,700人に達するとの事。

疎らな在廊中にお話させていただいただけでも優に100人は超えると思う。


いや写真展っていいもんだなあと改めて思う。

ご来場頂いた方、温かい感想を寄せて頂いた方には深く御礼申し上げたい。


素晴らしい発表の場を与えてくれた上に、アサヒカメラ、読売新聞等、

大マスコミをはじめとするパブリシティに尽力してくれたニコンさんに感謝はもちろんだが、

日頃写真を評価し写真展開催まで勧めてもらったブログの皆様の励ましが無ければ、

何かと腰が重い風太郎の行動に結びつかなかったのは確かであり、これもまた感謝は尽きない。



たびたび聞かれたのは、「あなたは鉄道を撮りたかったのか。人を撮りたかったのか。」

答えには窮するところがある。

ローカル線は、その土地に生きる事そのものだから。



15時のクローズを迎えれば、感慨に浸る間もなく撤収作業に追われる。

明日からまた、フツーのサラリーマンに戻ります。






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[ 2016/08/29 20:06 ] 写真展 | TB(0) | CM(14)

写真展   「 旅のたまゆら  1981-1988 」      写真の可能性

プリント用 蒲原 高松の夜1 1985年2月 AdobeRGB 16bit 原版 take1b
 
   展示作品より   蒲原鉄道 高松    1985年 









終わってしまえば後に残るものがない写真展にあって、人との出会いを残したいとは思っていたが、

想像以上に大勢の方とお会いする事が出来た。

もちろん鉄道そのものに興味があってという人は多いながら、

そういった趣味的なものを別にしても何らかの感慨をもってご覧いただいた方は多かったようだ。

遠い昔に後にした故郷の地名を見つけた人、都会育ちながら夏休みに訪ねた祖父母の暮らす田舎の駅を思い出した人、

貧しくもとびきり自由な青春の旅の記憶を重ねる人。

写真の時代をリアルに知る人からは「そんなに昔じゃないはずなのに遠い昔に感じる」という感想が多かった。

改めて見れば写真の風景は多分昭和20年代、30年代からほとんど変わっていない気がする。

「遠い昔」はそんなところから感じられるのかもしれない。

しかし脈々とこの国の風土の中に生き残ってきた風景は、その後あまりにも短い間に失われるものとなったし、

写真は同時に失われていった私たちの心の問題に気付かせるものでもあっただろうか。

疲弊する地方に都会から移住する人々が増え、新しい発想で豊かな地域づくりがインキュベーションされつつある、という話も聞いた。

過去との出会いで気付くものが新たな幸せのかたちを生み出す原動力にもなるならば、

記憶を刻むものとしての写真の可能性を信じてみたくなる。


明日(8/29)はいよいよ最終日。15時のラストまで在廊の予定。





写真展  「  旅のたまゆら  1981-1988  」    モノクロ 77点 

◯ 開催期間  2016年8月16日(火)~8月29日(月)  (21・22日は休館日)

◯ 開場時間   10時30分~18時30分  (最終日 15時まで)

◯ 場所     新宿ニコンサロン   新宿区西新宿1-6-1  新宿エルタワー28階   (新宿駅西口より徒歩5分)






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[ 2016/08/28 20:00 ] 写真展 | TB(0) | CM(8)

写真展   「 旅のたまゆら  1981-1988 」      地域交通

日中線 車内3 198年月 16bit AdobeRGB 原版 take1b

    展示作品より    日中線   1984年







写真は日中線の多分623列車。1日3往復しかなかった同線の真ん中の1往復である。

当時どんな過疎路線でも1日3往復は珍しかったから国鉄も嫌々走らせていたというのが実情だろうが、

こうして写真を見ると結構乗客はいた事が分かる。

車掌が車内補充券を取り出しているのを見れば途中の無人駅からの乗車もいたのだろう。

日中線はこの数か月後に廃止になるのだが、当時の喜多方~熱塩間11.6kmの運賃は180円。

併行して走っていた会津乗合自動車のバス運賃は喜多方~熱塩温泉間で460円。

こちらは1日10往復とフリークエンシーは圧倒的ながら3倍近い運賃格差を見れば「国鉄」の安さが際立つ。

当時毎年のように運賃値上げを繰り返した挙句でもこれである。

ローカル線の主役と言えた高校生の通学定期券となれば割引率の違いもあって、その差は途方も無いものとなった事だろう。

「もう仕方ないべさ」と廃止に半ば諦め気味だった沿線も、高校生の通学費用問題は最後まで頭を悩ませたようだ。


当時の国鉄は様々な不合理を抱えていた事は事実だが、国民の共有財産として極めて安価に地域の足を提供することにより、

様々な意味でその土地の暮らし易さに貢献し、それは結果的に美しい国土と地域生活を守っていたとは言えまいか。

今、関連事業も含め都市部の鉄道が生み出す巨額の利益の影で、

その端にも満たぬ赤字額により消えていく地域交通には大いなる疑問を抱かざるを得ないし、

それは際限なく拡がる都市と地方の格差の縮図のように見える。

「美しい日本」などと叫ぶならば、輝くような高速道路や新幹線の傍らで荒廃していく国土と地域をどう処するのか。

それは国家の大計として捉えるべきである。


明日(8/27)から最終日まで毎日在廊します。



写真展  「  旅のたまゆら  1981-1988  」    モノクロ 77点 

◯ 開催期間  2016年8月16日(火)~8月29日(月)  (21・22日は休館日)

◯ 開場時間   10時30分~18時30分  (最終日 15時まで)

◯ 場所     新宿ニコンサロン   新宿区西新宿1-6-1  新宿エルタワー28階   (新宿駅西口より徒歩5分)






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[ 2016/08/26 21:13 ] 写真展 | TB(0) | CM(12)

写真展   「 旅のたまゆら  1981-1988 」      差し替え

shashinten_10042b.jpg





自分の写真をこういった空間において眺める機会は滅多に無い、とはよく言ったものだが、

眺めれば眺める程その仕上げ具合のアラが目について、気になりだすと我慢ならないところがある。

で、数枚について後から差し替えている。

最初の方で見た人にはごめんなさいだが、まあビミョーな違いであるから勘弁してもらいたいし、分かりゃしないであろうと思っていたら、

来るのは二回目ですという人に「変わってません?」と指摘されてドッキリだ。いやいや。

げに写真展というのは他人に見せる以前に自分の写真を眺めていじり倒す場、というのもまた真なりだ。


本日もまこべえさんを始め多数のご来場を頂きました。

「C62は飽きていたのでパスして寿都鉄道のボールドウィンを撮った」というような大先輩の武勇伝と共に、

鉄道と写真、人と鉄道の交わりについて様々な視点からお話を交わす事が出来ました。

一風変わった「鉄道写真展」が何かの一石を投じているなら嬉しい限り。


明日8/26は終日不在です。






写真展  「  旅のたまゆら  1981-1988  」    モノクロ 77点 

◯ 開催期間  2016年8月16日(火)~8月29日(月)  (21・22日は休館日)

◯ 開場時間   10時30分~18時30分  (最終日 15時まで)

◯ 場所     新宿ニコンサロン   新宿区西新宿1-6-1  新宿エルタワー28階   (新宿駅西口より徒歩5分)  







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[ 2016/08/25 23:32 ] 写真展 | TB(0) | CM(2)