時計が戻った

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ここで時計が逆戻りするとは。

コロナが収束してもこの国の旅は先が見えないものになってしまった。





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民は国に頼らず自力でその日を生き、笑顔の許で過ごせる平穏を願っているに過ぎないのだが。



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「不正選挙」のワードはもう聞き飽きたな。

陰謀論を撒き散らして解消した不満は、新たな不満と陰謀論で再び世を満たすだけだ。


賢者の言葉。

「陰謀論はそれを受け入れた人たちにある種の「恩恵」をもたらす。

もし世界が陰謀で成り立っているのならば、あなたの失敗はあなたの責任ではない。

あなたが望み通りのものを得られないことも、あなたの人生がひどく混乱しているのも、すべて陰謀のせいなのだ。」







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[ 2021/02/01 20:55 ] 日々雑感 | TB(0) | CM(8)

スクエア

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  釧路湿原  2012年








先日「ハッセルブラッドクラブ」なる団体の風景写真展を見る。当然ながら銀塩フイルム使用のスクエア画面。

写真の内容がどうこうよりその解像や描写力が気になる。中判フイルム+ツァイスの描写を大プリントで見る機会も最近めっきり減ったからね。

半切位に伸ばされた写真を吟味するに、やっぱりフルサイズデジタルが勝ったなというのは、ついぞハッセルが買えなかった僻みとは別のところで。

フルサイズの描写はシノゴ級というのも頷ける。


それはともかく、正方形画面の端正さには改めて憧れる。

静的な写真に向いているとは思うけれど、落ち着きの中にも緊張感がある。 古寺の巧みに計算された空間演出にも似て。

縦横が無いというのは写真展の展示をイメージしても、分断が無く流れるようなストーリーを演出し易いと思う。

ニコンは何のつもりか1:1のアスペクトに対して冷淡だったけど、D850を買ってからようやく1:1を享受出来る事になった。

後でトリミングするのと、ファインダーで見たままとはやっぱり違うのだ。


スクエアフォーマットの風景写真と言えば、やはりそれを完成させたのは故前田真三さんだろう。

後の風景写真に多大な影響を与えたのは言うまでもないが、彼の使ったカメラ、レンズと同じものを用意し、

同じ撮影地に同じ季節に行って全く同じ構図できれいにコピーする写真の流派が存在するというのには驚いた。

「真似だ真三」と言うのだそうな。彼と同じ写真体験を共有したいという宗教的信者なのだろうか。


プロの風景作家にとってもスクエアフォーマットは何処か鬼門であるそうな。

真似だ真三とは一線を引くにしても結局それと比較されるのはたまらん、という事らしい。

風太郎はそういう他人の評価が気になる立場でもないし、前田さんも没後22年も経った。

そろそろ次の「正方形使い」が出ることを前田さんも空の上から願っているのではないか。






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[ 2021/01/02 22:23 ] 日々雑感 | TB(0) | CM(0)

良いお年を

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  只見線 大白川  2020年2月





年の瀬にはやっばりテールランプですな。


今年最後の更新になります。 1年間拙ブログにお付き合い頂きまして有り難うございました。

年明けには想像もしなかったコロナ禍は様々な価値観をひっくり返しましたね。

私的に本年最大のイベントだった個展開催も、果たして出来るのか、やっても来る人がいるのか。

疑心暗鬼のまま準備と、これはこれで奇異な体験となりました。

それでも壁一面を「アジアの混沌」で埋め尽くした大プリントに囲まれれば、やっぱり写真撮りとして至福の時間。

初体験のギャラリートークに加え、ユーチューブやFacebook動画までオリンパスさんが流してくれるものだから汗顔の至りも、

やらずに後悔するよりやって後悔が出発点だったからまあ良し。

誰がどう言おうと、してやったりと思えるならそれで良しもアマチュアの特権でありましょう。





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  個展 「ミンガラーバ! ミャンマー・レイルサイドストーリー」 ( オリンパスギャラリー 東京・大阪 ) 8~9月




遠い地方からはるばる上京の方をはじめ、コロナ騒ぎを押してご来場頂いた方、陰に表に応援・ご助力頂いた方々の温かさも身に沁みました。

この場を借りて改めて御礼申し上げます。





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  五能線 鯵ヶ沢 1月




ゆく年くる年、去る車あれば来る車あり。

いや車両の好き嫌いがどうこう以前に、衰退する日本の「地方」をただ叙情だけ追って了とするべきか。

ローカル線のリアルな現実にも臆せずカメラは対峙すべきかと。





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  只見線 入広瀬  12月




うん、こうして並べてみると明るい春夏は写真展に掛かりきり、日が短く薄暗い冬の撮影ばかりだったなと改めて。

来年こそ伸び伸び旅をして、明るい太陽の下で写真を楽しみたい。

そして人間同士が寄り添い触れ合う事に何のためらいも無い事、弾けるような笑顔がマスクに隠れない日常を取り戻したい。

生き生きと躍動する人の暮らしと土着の鉄道が絡み合う風景を、国境を越えてまた探したい。

その想いを、ミャンマーの生活列車のひとコマに託したいと思います。


良いお年を。




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  ミャンマー マダヤ線




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[ 2020/12/29 19:53 ] 日々雑感 | TB(0) | CM(10)

Let`s GO TO

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霧に浮かぶお造りもフォトジェニック。 「玉手箱」だそうです。 那智勝浦のお宿で。


もはや風前の灯のGOTO、どうせ大増税で元を取り返されるなら、使い倒してやるぜとスライディングだ。

「ふるさと納税ペア一泊ご招待」と併せ技。 そういう特典はしゃぶり尽くすのだ。


それにしてもなんで「紀伊半島」。

オリンパス大阪のギャラリー下見を兼ねて年明け早々から計画していたんですね。

コロナ騒ぎで延びに延びてそういう名分も消え、今更お取替え出来ない行先だけ残っちゃった訳で。

でも「和歌山県」は全国都道府県のうち風太郎が唯一足跡を付けていないから、それは偉大なる第一歩。

コロナで死ぬか。 経済で死ぬか。 大手を振って疲弊する地方に金融支援だ。


おのぼり旅行のおのぼり写真ですが。





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  高野山 金剛峯寺


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  高野山 金剛峯寺


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  那智の滝


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  太知の宿


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  橋杭岩


_B302567飛雪の滝take1b

  飛雪の滝




乱れ飛ぶGOTOチケットの束。 ガソリンまで買えるとは知らなんだ。

羽田~南紀白浜往復のJAL機は満席御礼、ごっつあんフライトは東へ西へ。

多過ぎる土産物で機内収納は爆発する。

GOTOの勝者は、誰だ。




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  那智勝浦





紀勢本線? 知らんわそんなもん。 「パンダ号」は見ました。






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[ 2020/12/05 19:16 ] 日々雑感 | TB(0) | CM(0)

旅の重さ

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毎年夏になると思いだす映画。

1972年公開だから風太郎はまだ子供で、高校生位になってからテレビで見たと思う。

じわっと沁みる映画だったので忘れずにいたらDVDが出た。 早速買ったら初めて見たあの頃に戻るような。

ポスターやコピーだけ見ると「にっかつロマンポルノ」風だが、至って真面目な映画である。


高校生の少女が家出して、一人で真夏の四国をヒッチハイクで旅する。

典型的なロードムービーなのだが、その途中で大人達のドロドロに翻弄されたり優しさに助けられたりしつつの、自分探しの旅。

女子高生が野良小屋で寝泊まりしつつヒッチハイクというのにリアリティがあるやというのはともかく、

目に沁みるのは山・川・海・田畑という全てを癒すような日本の田舎の美しさ、真夏の光、そしてとびきり自由な旅の解放感だ。

主人公と同年代の風太郎の脳天を直撃したのは、そういう旅に憧れ始めていたハートにまさにジャストミートだったからだろう。

鉄的には陽炎の向こうから181系の「特急しおかぜ」や58系の「急行うわじま」とかがタイトルバックから出て来て、おやと見入ってしまう。

鉄道は旅や地方の象徴として画面に入れたかったのだろうが、それが時代の象徴にもなるという事を製作者は気付いていただろうか。

もちろん時代の象徴は鉄道だけではない。旅芸人の一座とか、魚の行商人とか、少女の心の旅と絡みつつ、50年前の日本がそこに生きている。






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主演は無名の新人、高橋洋子。 苗字も名前も平凡過ぎて印象に残らないが、その後NHK朝ドラの主役に抜擢されたり、

小説を書けば芥川賞も取り沙汰されたりという才媛であったらしい。

でも何といっても衝撃的だったのは作中でいきなりスッポンポンになる事だろう。

男性客向けのサービスショットなのか、当時の女優の禊のひとつだったか知らないが、

ストーリー上あまり必然性が無いところでちょっとだけ裸というのはこの時代の映画によくあった。

しかし彼女の場合ロケ時点で18歳未満だったのではという疑惑すらあり(実際には19歳)、

それも時代だがドッキリは何十年経っても変わらない。


旅に何かを学んだ、見つけたという映画なのだろうが、結局何を見つけたのかは曖昧模糊である。

魚の行商人の許に居ついてしまい、夫婦の真似事みたいな事を始めるラストも意味を問えばよく分からない。

でもその時点で意味など分からない事が青春の旅なのだろうと思う。

無理やり分かり易い答えを出さなかったところに、この映画が残し得た余韻があるような気がする。


そして何と言っても忘れちゃいけないのが、あまりにもハマった吉田拓郎が唄う主題歌「今日までそして明日から」だろう。

夜行列車の中、真夏の草いきれの中、風太郎の80年代の旅の途中、いつもフンフンと鼻を鳴らしていた歌である。










HPはこちら  

「風太郎の1980年田舎列車の旅」

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[ 2020/07/09 21:28 ] 日々雑感 | TB(0) | CM(4)