
宗谷本線 抜海 1988年
風太郎の「鉄」趣味は根っからの叙情派で、車両そのものに興味が薄く、車番がどうこう、◯次型が
どうこうという話はさっぱりついていけないのだが、DD51という機関車は各地で馴染みがあったこと
もあり、別格である。一度この機関車を正面からドーンと撮ってみたかったので、寒風吹きすさぶ
サロベツ原野、抜海駅の脇に300ミリを据える。
無論安全な場所から撮っているのだが、雪煙をあげて高速で接近してくるカマは異様な迫力で、ファイ
ンダーにみるみる膨らんで来ると、思わず逃げ出したくなった。
このカットの直後、風太郎の視界は完全ホワイトアウト、レンズのフードはびっしり雪が詰まっていた。
北辺の地で味わった、豪快すぎるカマの洗礼。
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「風太郎の1980年田舎列車の旅」
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