

宗谷本線 糠南 2012年8月
ぬかなん。周囲に人家が一軒も無い、秘境駅とされる。
それよりこの駅の特徴と言えば、人を食ったような「イナバ物置」駅舎だろう。
かつてホームの傍らに建っていた待合小屋が倒壊した後、地元住民が設置したとの事だが、
30年近く前らしいから何代か重ねているのかも知れない。


戸を開けると、床は畳1枚よりやや広い程度。
ここで一夜を明かした猛者もいるらしいから人間どこでも寝られるものだ。
壁に備えられた「和田式 センター数ⅠA 数ⅡB」の参考書は何かの魔除けか?!
駅舎はアレでも何となく人の気配を感じるのは救いがある。
夕方の下り「サロベツ」。
こんな小駅は意に介さず、風のように通過していく。

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「風太郎の1980年田舎列車の旅」
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