鉄路を拓く

takachiho13b.jpg
   高千穂線 吾味  1988年



梅雨明け真近の豪雨が上がったあと、九州の色濃い夏がやってきた。


ここは宮崎だけど、こういう立派なアーチ橋を見ると、肥後の石工が精魂を傾けた石橋群を連想してしまう。

高千穂線には、ここの他にも見事なアーチがいくつもあった。石工と時代は違えど、急峻な山間に橋を架け、

鉄路を拓いた人々のエネルギーとはどこかで通じているような気がする。


この鉄道が拓かれたのは1939年。

それから69年後の2008年、第三セクター高千穂鉄道は台風の損害に勝てず、鉄道の歴史は閉じられた。

膨大なエネルギーの産物が、人間の一生より短い時間で失われていく事実。

数百年にわたり人々に愛され、今も役割を果たしている石橋との違いは何処にあるのだろう。




HPはこちら
「風太郎の1980年田舎列車の旅」

Copyright © 2014 風太郎のPな日々 All rights reserved


「ブログ村」に参加しました。ご訪問の際はポチしていただけると励みになります!
 ↓
にほんブログ村 鉄道ブログ ローカル線へ
にほんブログ村

スポンサーサイト