
富山地方鉄道 寺田 2015年11月
寺田はいろいろな意味でいかにも私鉄っぽい駅だが、一風変わった駅でもある。
その全貌はドローンでも飛ばして空撮しなきゃ説明のしようがないから寸景で誤魔化す。

二股に分かれる線路に挟まれた三角形のホームの真ん中にある大きな待合室の2階には、かつての信号所と思われる部屋。
ドローンは無くとも、ここに登れば地鉄電車の一大ジャンクションの全貌を堪能出来るに違いない。
いや、本当にここで働いたら始終胃痛に悩まされたかもしれぬ。
かつては腕木信号、遠隔操作の手動転てつ器だったのだろうし、
目まぐるしく行き交い転線を繰り返す電車を捌くには、戦場のような職場であったろう事は想像に難くない。

今は初老の駅員が独り駅を守る。
待合室のベンチに、通り過ぎた駅の日々を尋ねてみようか。


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