道東漂行譚  その7       セイコマ!

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腹が減っては、とブレイク。

地元民のみならず、北海道の僻地を流れ流れる旅人の頼もしい味方、セイコーマート。

ロケに出ると夕飯以外はあまりまともなモノを食べない風太郎にとって、ここで仕入れるおにぎりやパンあっての旅。

何故か埼玉や茨城にも店があるらしいが、ほぼ北海道限定で1000店舗を超え、

道内のシェアはあのセブンイレブンとほぼ互角というから、なかなかに天晴れな道内企業である。

何しろ人口800人の音威子府村にさえあるのだから、かつてはどんな集落にも一軒はあった「よろずや」の役割を担っているのも確かだ。


なぜこれ程道内で地歩を固められたのか、ちょっと不思議だったのだが、歴史を紐解けば1号店は1971年開店、

厳密なコンビニ業態かはともかく、元祖のように言われるセブンより早い。

当時閉山が相次いだ産炭地で大量廃業する事になった、「酒屋」の酒類販売業免許の再活用を目論んだのが始まりという。

後に道内進出した大手チェーンが酒の免許が取れず苦戦する中、そういう出自だけに悠々と競争に勝ってきたらしい。

炭鉱閉山は北海道の負の歴史のひとつかも知れないが、それを逆手にとって勝つというのも小気味良いところではある。

そんな事もあって店内は何やら地場の酒屋っぽく、大手チェーンのような標準化臭さが無くて、どこかほのぼのしている。


その昔、線路際のどんな小さな集落にも「酒屋」と「床屋(パーマ屋)」は必ずあったし、ムラが生きている証しのように思えたもの。

それさえ怪しくなっている昨今、セイコーマートの灯りは北海道のムラの灯りでもある。

健闘を祈る、セイコマ!





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「風太郎の1980年田舎列車の旅」

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[ 2016/03/16 20:02 ] 最近の旅 北海道 | TB(0) | CM(12)