道東漂行譚  その12       落石 WILD&SOUL ②

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    落石     2016年2月








午前中一杯粘るが気が遠くなるほど列車間隔は長いし、じっとしてると寒いしで、崖の緩いところを探してずりずり砂浜に降りてみる。

ちなみにエゾシカはあっという間にこの急斜面を駆け上がる。この時ばかりは「シカの脚」が羨ましい。

漠とした太平洋の砂浜はおよそ人工物に縁が薄いはずが、異様なそれは旧日本軍のトーチカ跡。

アリューシャン列島伝いに上陸する米軍を迎え撃つためとの事だが、内部はごく狭く、大砲の類は無理で、

精々機関銃座程度を据えるのが関の山だろう。

もとよりこの広い広い海岸線にトーチカひとつ、何をどう守るのか。銃眼から見える偏狭に閉ざされた世界。


穏やかに寄せては返す潮騒と、そよ風に揺れる微かな葉擦れの音。

眠るように時が停まった浜辺である。










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[ 2016/03/27 18:20 ] 最近の旅 北海道 | TB(0) | CM(4)