但馬・丹後をゆく  その4     鎧の入り江

tajima201708_17767鎧の集落1 take1b

   兵庫県 香美町 鎧集落   2017年8月





明るい夏空に誘われて海へ。


餘部の隣の集落、鎧は入り江に佇むささやかな漁港と集落がいい感じで、前から再訪してみたいと思っていた場所。

コバルトブルーの日本海という、この上ないロケーションに恵まれればテンションも上がりまくるというもの。

思えば雨続きの東京、此処で真夏の光に初めて出会った気がする。






tajima201708_17759 鎧漁港1 take1b







山陰本線と海の組み合わせは撮れなくはないけれど、クモの巣状の電線に阻まれる。

仕方なく中途半端な一枚ながら、これが今回唯一の「鉄」である。この辺りはまだヨンマルの天下なのね。







tajima201708_17776山陰本線 鎧1 take1b







平家の落人伝説も伝わる餘部界隈の事、「鎧」の地名も何やら訳ありと思っていたのだが、

近くにある「鎧の袖」と呼ばれる豪壮な柱状節理の海食崖から来たものらしい。


その土地で一番景色がいいのは墓場なりの格言に従い、墓地の坂を登り詰めれば。

家の数より墓石の数の方が多そうなのが気になるが、此の地に生を終えた魂達が、眠るような入り江を手を広げて護るかのようだ。







tajima201708_17771鎧漁港1 take1b




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「風太郎の1980年田舎列車の旅」

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[ 2017/08/30 21:16 ] 最近の旅 西日本 | TB(0) | CM(6)