但馬・丹後をゆく  その2     和の矜持

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志賀直哉の時代は素朴な湯治場だったろう城崎温泉は、今や国際観光地である。

かつては普通夜行「山陰」あたりの固い座席車で夢うつつのままに通過した暗い駅の記憶位しかないが、

今は京都からの瀟洒な特急列車が次々と到着、その度に観光客が吐き出される。

通りを闊歩する浴衣がけの群れは見事な多国籍軍なのは言うまでもない。






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狭隘な谷間に広がる故に土地が狭く大資本の参入が難しかったのかもしれないが、

古くからの温泉宿が小さいながらそれぞれの矜持を保ち、湯の町の文化を守り育てている感があるのは心地良い。







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調度から仲居さんの立ち居振る舞いまで、静謐で繊細な美意識への感度が外国人の方が高いとしたら由々しき問題ではあるけれど、

「お・も・て・な・し」のニッポンブランドは決して官が旗を振って煽るものではなく、

それを育てた市井の民の底に流れる、粘り強い意志の在りかと信じたいのだ。






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 ( 全て城崎温泉  2017年8月 )





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「風太郎の1980年田舎列車の旅」

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[ 2017/08/26 19:58 ] 最近の旅 西日本 | TB(0) | CM(6)