秋冷の来てをり 只見線  その2    瑞穂の国

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   只見線 根岸   2017年9月







大阪の某私立小学校が「瑞穂の國」の名を冠してけったいな民族教育を目論むも、

大言壮語とはうらはらのケチなお粗末が出るやそれまで諸手を挙げて礼賛していた連中が口を拭って掌を返すは、

所詮この手のコスプレまがいと焚きつけ集団の底の浅さが露見するばかりで、世間の笑い者となったのも記憶に新しい。

俄かに湧いてきたような「美しい日本の伝統と文化」礼賛も、それは市井の民が気の遠くなるような時間を掛けて自らの手で生み育てたもの、

したり顔のお上がこれと定めて下々がおし戴くものでも教育されるものでもましてや別の目的に使われるものでも無く、片腹痛い。


島国の過密人口の食を満たすため、この国の民は驚くような場所さえ耕し稲穂稔る土地に変えて来た。

「瑞穂の国」は国威発揚の美名ではなく、とにもかくにも食べて生きるために折り重なった、無名の民の生の記憶である。

しかしその暮らしの衰退と国土の荒廃から目をそむけ、戦前と比較しても食料自給率が半分以下という現状を放置するは、

かまびすしい一国の安全保障の議論が大きな空洞を宿していると思わずにはいられない。



話が大きくなった。

此処に立って会津盆地の美田を見下ろせば改めてそんな感慨が湧くところがある。

金色の田園風景は二年前チャレンジし、これはもろたとほくそ笑むそばから思わぬ運休で茫然の因縁もあったのだが、

一週遅れで既に刈田の不安も一掃するような、まさに完熟の稔りである。







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[ 2017/10/08 20:47 ] 最近の旅 東北 | TB(0) | CM(8)