
只見線 早戸 2017年1月
夜明けは遠い。それでも始発列車は凍える小駅をひっそり後にする。
まだ此処に、レールは生きている。
今年最後の更新になります。
一年にわたりご訪問頂いた方、なおかつ温かい励ましも頂いた方、この場をお借りして感謝申し上げます。
今年は撮ったなー、というのが正直な感慨です。西に東に気が付けば年明け以来1万カット近くは切ったかも。
最北に細々と伸びた瀕死の鉄路、力尽きて遂に歴史を閉じる鉄路、そして「復活」という奇跡に向けて動き出した鉄路。
その在り様を憑かれたように追い続けたのは、忍び寄る「終焉」の影に知らず急き立てられていたのかもしれません。
ローカル線という愛しくて矛盾に満ちたもの。
しかしそれとそれを包むものが紡ぐ切なく美しい抒情は、ある種の麻薬の如く酔わせてくれます。
酔いどれの旅に、終わりが無い事も祈りつつ。
また来年。
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