ミャンマー連邦共和国 2018年7月
ミャンマーにやって来ました。
この国のどローカル線の凄さ、それをプロカメラマンの確かな腕で捉えた写真は未だほとんど無いはずで。
日頃お世話になっている、「北辺の機関車たち」「汽罐車」の大木茂さんからそういう写真を見せつけられては
いかに彼の地とはいえ諦める訳にもゆかず。
かといってミャンマー語はおろか英語すら怪しい風太郎がノコノコ行くにはハードル高すぎと思っていたのだが、
ミャンマーをひと月近く放浪中?の大木さんのアテンドが得られるという千載一遇の好機にエイと思い切った。
旧名ビルマは決して豊かな国では無い。むしろ東南アジアの最後進国のひとつとされる。
しかし混沌かつ旺盛な「生きる事」のエネルギーは、鉄道という庶民に許された極めて安価な乗り物の周囲に凝縮される。
それはおよそ写真でしか見た事の無い、まだ貧しかった頃の遠い日本の記憶でもあり。




「 May I take photo? 」 を ミャンマー語では 「ダッポウン ヤイッ ロォ ヤァマラー 」 と言うそうだが、
そんな舌を噛みそうな言葉を覚えなくとも、「ミンガラーバ! ( こんにちは! )」 と一言、
あとは世界共通語のスマイルだけで、少しはにかんだ笑顔が返って来る。
つましい暮らしはかえって人と人の間の壁を除くのか。
時にお節介でさえある、優しい人々の暮らす国。
遠い昔に消えてしまった鉄道の風景に出会える旅。

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「風太郎の1980年田舎列車の旅」Copyright © 2014 風太郎のPな日々 All rights reserved
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