マダヤ線 オーボー 2019年8月
オーボー駅は所狭しと密集した下町路地の一角にある。

上空から見ると。
右側の大きな施設は「刑務所」。 その高いレンガ壁のすぐ傍らに駅はある。
迷宮のような路地に迷い込んでみるのも楽しい。

「熱帯雨林」的なよろずやさん。 こんな店でも冷たいコーラとか頼めばちゃんと出て来る。
半露店みたいな店だし、ビニールが掛っているのは急なスコールへの備えか。
色褪せた店内のポスターもこの手の店には不可欠なアイテムだろう。


テーラーなのか、お直しなのか、古風な足踏みミシンを操るのはインド系の顔立ちの女性。
老いた母が若かりし頃、これをカタカタと踏んでいたっけ。

朝食の準備中失礼します。

日本の50年前、60年前。
風太郎の歳でさえ記憶の隅に朧げに残るのみの風景がそこにある。
しかし此処からほど近い場所に実は24時間営業のコンビニが開店している。
一足飛びに時代を超える社会にあって、人々はその変化をどう受け入れてゆくのだろう。

陽気なバナナ売りのおっちゃん。 えい、もってけドロボー!

列車は乾いた砂埃を上げて。 今日も暑くなりそうだ。

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