
只見線 魚沼田中 2020年2月
「田中」がありふれた名前は分かるが、ならばと付けられるはずの旧国名「越後」も飯山線のそれに先を越されてしまった訳で。
「魚沼田中」は苦肉の命名だったのかもしれないが、ブランド米の産地の名を冠するのも悪くはあるまい。
もともと仮乗降場を出自としていた位で、ブランドとは無関係にささやかに過ぎた小駅である。
小雪が止んで、また思い出したように降って、駅の一日が淡々と過ぎてゆく。


夜が来て町からの列車が着いた。 明かりの灯った駅舎を後にする。
窓ガラスに渡された木枠は積もった雪の圧力から守るため。
今年はついぞ用を為す事は無さそうだ。

また雪が舞い始めた。
テールランプを見送れば後は近所の温泉に飛び込むばかり。
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