写真展 「ミンガラーバ! ミャンマー・レイルサイドストーリー」 ②   Made in Japan

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  ヤンゴン環状線  2018年





ミャンマー鉄道は日本のセコハン車両の宝庫である。

キハ52・キハ181・DD51と今は日本からほぼ失われた車両が次々と海を渡ったから、彼の地で出会ったなら感涙に咽ぶ諸兄も多かろう。

しかし残念ながらDD51は複雑な液体変速機が手に負えず置物と化しているらしいし、

だからこそ構造的に簡単な電気式ディーゼル機関車が跋扈している訳だから復活も無かろう。

キハ181は珍しく冷房装置を残してヤンゴン環状線の特別料金ラグジュアリー列車として投入され、

本当はエアコン大好きなヤンゴンっ子の好評を博していたらしいが、それも現地で見かけなかったからもはや寿命が尽きたのかも知れぬ。

キハ52は辺境部に最近まで残っていたという情報もあるが、こればかりは行ってみなければ分からない。

何でもネット情報で事が済む時代に、「行ってみなければ分からない」という探訪の旅もオツなものかも知れないが、

一日一往復足らずの辺境まで踏み込むのは潤沢な暇も必要だ。






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今圧倒的な勢力を誇るのはキハ40系である。只見線、磐越西線などを走っていた「郡山勢」から高山本線系、

南国に不似合いな二重窓の北海道形も見る事が出来る。

ヤンゴン環状線はもう銀座通りだが、津々浦々のローカル線にも進出している。 ミャンマーオリジナル車両の駆逐も意味しているから複雑だが。

最近まで走っていた「新潟勢」も大挙して海を渡ったらしいからいよいよヨンマル天国である。

只見線小出口で、そのケバケバしいラッピングから最後まで風太郎の不倶戴天の敵だった「縁結び」も行ったらしいから、

ヤンゴン辺りで再会したら笑ってしまうだろう。

いやあのキッチュなピンク色はミャンマー人好みで愛されるかも知れないし、あの風土の中にあったら意外に馴染むかも。





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何処か故郷にも似た風景に伸びる線路を淡々と。 開け放たれたドアというドアから南国の草いきれが飛び込んで来る。

現地でのMade in Japanの信頼は確かなもので、「会津若松」だの「多治見」だのという方向幕もそのままなのは

ベンツのエンブレムならぬJapanブランドの強調でもあるらしい。

しかし悲しむべきは整備能力で、直すというより部品交換で片付けるなら次々到着するヨンマルも順次部品取りの運命、

総数は意外に変わらないのかも知れない。





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  展示作品より




ミャンマー内陸部、マンダレイからモンユワに向かう途中のジャンクションで小休止の「多治見行」。

駅構内で線路に寝転がったり普段出来ない事をして遊んでいたら、呆れ顔の車掌が「おいっ、そろそろ出すぜ。」と声を掛ける。

青空と白い雲、萌え立つ緑、控えめに咲いた火焔樹の赤い花が目に沁みる。どこまでも緩やかな時の流れ。







風太郎4年振りの個展です。今月28日から。

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写真展 「 ミンガラーバ! ~ ミャンマー・レイルサイドストーリー ~ 」


(東京展)  オリンパスギャラリー東京   2020年8月28日(金) ~ 9月9日(水)  木曜休館

(大阪展)  オリンパスギャラリー大阪   2020年9月18日(金) ~ 9月30日(水)  木曜休館 

※ハガキでは営業時間が10~18時となっていますが、現在のところ11~18時に短縮営業中です。


なお、ギャラリートークならぬ「作品解説」を下記の日程で実施する事になりました。 写真に写らないよもやま話を語ろうと思っています。



(東京)  ①8月29日(土) 14~15時 満席    ②9月5日(土) 14~15時  空席あり

(大阪)  9月19日(土) 14~15時  空席あり      

8月29日(土)の回は満席になっています。 但し・・・オープンスペースですので実際には・・・と誰かが言ったような。


恐縮ですがオリンパスのユーザークラブ「フォトパス」会員のみ、事前予約が必要な先着10名限定です。

但しユーザーではなくとも会費無料の「ゲスト会員」登録する事により予約出来ます。

一度風太郎のツラが見たいという方、お待ちしております。

「フォトパス」会員登録、「作品解説」の予約、写真展の詳しい概要、営業時間などの最新情報は下記ページ参照の事

オリンパスHP 写真展ガイド




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「風太郎の1980年田舎列車の旅」

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[ 2020/08/22 19:43 ] 写真展 | TB(0) | CM(2)