写真展 「ミンガラーバ! ミャンマー・レイルサイドストーリー」 ④   チェーズーテンバーデ!

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  展示作品より   





「ミンガラーバ!」とはミャンマー語で「やあ、こんにちは!」の意。

観光地でも何でもない庶民の静かな生活圏に変な外人がズカズカと入り込む訳だから警戒されるのは当然で、

それでも彼らに襟を開かせなければ写真にならないから、相手と目が合うごとに「ミンガラーバ!」と言って回った。

挨拶は魔法の言葉とは言ったものだが、やはり彼らの言葉を使えば響くものだ。 「こんにちは」や「Hello」じゃダメなのだ。

そういう意味で「ミンガラーバ!」の言葉が旅の象徴だったからタイトルに使った。


一昨年、去年と延べ2週間に渡ったミャンマー行の最中、「写真撮らせてもらえますか。」と声を掛けた人数は300人を超えていると思う。

恥ずかしがって逃げちゃう人はいたものの、断られた事は一度も無かったのは事実である。

いや正確に言えば一人だけ断られるというより怒られた。

駅構内の隅で商売しているおばちゃんが、何かつまらない事があったのか見るからにご機嫌が悪そうだったのだが、

絵にはなったので「ジオライパー! (笑って下さい)」と声を掛けたら、

「何がジオライバーだ、これが笑ってられっか、馬鹿野郎!」 (と言ったと思う。)

まあこれはとばっちりと理解すれば、ミャンマーの民はおよそ例外なく、実に快く被写体になってくれるのだ。








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もちろんその場で「あなたを写した原寸大以上の大伸ばしで写真展やります。」と断った覚えは無いから、

肖像権というならこれ程のルール違反も無かろうとは思う。 それでも強行するのは写真屋のエゴと言われればその通りなのだが。

敢えて免罪符をこしらえるなら、それがカメラの前で微笑んでくれた人々に対して悪意を含んだ写真ではない事、

やがて失われるかも知れない時代と暮らしの在りように対し、あくまで誠実な記録であれと念じて撮ったという自信に揺らぎが無い事だ。





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敬虔な仏教徒である彼らは、それで相手が喜ぶ施しになるならいわゆる「徳」を積むことになる、という宗教観があるのかも知れないし、

むしろもっと単純な、同じ人間に対する素朴な信頼に裏打ちされているのかも知れない。

もちろん撮り終わったら「チェーズーテンバーデ!(ありがとう!)」と、両手を合わせて感謝したつもり。

今回の写真展は彼の地の人々の大らかな仏心があって初めて実現した。 5000キロを隔てて、もう一度手を合わせたいと思っている。


会場内撮影禁止とか勿体を付けた写真展も目立つが、自由に撮らせてもらって成立した写真展を撮影禁止の道理も無く、

撮影フリー、SNS等への投稿大歓迎。


いよいよ明日午後から大設営大会です。





風太郎4年振りの個展です。今月28日から。

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写真展 「 ミンガラーバ! ~ ミャンマー・レイルサイドストーリー ~ 」


(東京展)  オリンパスギャラリー東京   2020年8月28日(金) ~ 9月9日(水)  木曜休館

(大阪展)  オリンパスギャラリー大阪   2020年9月18日(金) ~ 9月30日(水)  木曜休館 

※ハガキでは営業時間が10~18時となっていますが、現在のところ11~18時に短縮営業中です。


なお、ギャラリートークならぬ「作品解説」を下記の日程で実施する事になりました。 写真に写らないよもやま話を語ろうと思っています。



(東京)  ①8月29日(土) 14~15時    満席    ②9月5日(土) 14~15時  空席あり

(大阪)  9月19日(土) 14~15時  空席あり      

8月29日(土)の回は満席になっています。 但し・・・オープンスペースですので実際には・・・と誰かが言ったような。


恐縮ですがオリンパスのユーザークラブ「フォトパス」会員のみ、事前予約が必要な先着10名限定です。

但しユーザーではなくとも会費無料の「ゲスト会員」登録する事により予約出来ます。

一度風太郎のツラが見たいという方、お待ちしております。

「フォトパス」会員登録、「作品解説」の予約、写真展の詳しい概要、営業時間などの最新情報は下記ページ参照の事

オリンパスHP 写真展ガイド




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「風太郎の1980年田舎列車の旅」

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[ 2020/08/26 19:46 ] 写真展 | TB(0) | CM(0)