うつろい

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  飯山線 越後田中  2012年







猛暑の夏がやれやれ終わりかいと思えば、朝夕の冷えに突然身震いしたり。

季節の緩衝地帯のように穏やかな春秋が短くなったなとは、最近つとに実感するところ。

イチョウの先端から緩やかに秋が降りて来るような。

そんな季節のうつろいを車窓に見つける旅に出たい。









(写真展漫遊録)



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仕事ついでに覗いた銀座ニコンサロン。

展示の「十勝晴れ」は現地在住のベテラン写真家によるモノクロ風景写真。

十勝と言えば「美瑛の丘」、キレイはキレイだけど既視感に塗りつぶされ尽くしたような写真には食傷気味だが、

これは太平洋に注ぐ十勝川の河口周辺など、あまり見た事が無い風景で新鮮だ。

写真展をタダで見せてもらう礼儀として、作者の方と一言でもお話しして感想を述べるようにしているのだが、

銀座ニコンサロンと言えばどうも気負いが過ぎるというか、形而上学の解釈が必要な写真が多く、話の糸口さえ掴めずという経験が多かったが、

この作者の方は北の大地を思わせる温和で朴訥な方で、撮影地他いろいろお話していただいた。

手つかずの原初の風景のように思えたのだが、いやいや開発の手は此処まで伸びていますよとの事。 一体誰の為の開発なのか考えさせられる。


サロンの外は何やら引越し然としているので、ありゃあと思ったのだが、何と「銀座ニコンプラザ」の最終日だった。

既にSSとしての機能は数日前から止めており、ショールームもガランドウ状態だ。

おいおいショールーム以前に栄えある「銀座ニコンサロン」の最終日だぜ、これはあまりに寂しくはありませんか。

以前拙ブログでニコンのギャラリーは全国に新宿1ヶ所になるのではと危惧を呈したが、結果的に新宿に2つ、大阪に1つは残るようだ。

カメラ業界の苦境は周知の通りだが、それでも何とか発表の場を残したのは寂しくもニコンの矜持と評価したい。

もって瞑すべし、銀座ニコンサロン。








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[ 2020/10/20 20:29 ] 最近の旅 中部甲信越 | TB(0) | CM(0)