只見線 入広瀬 2020年12月
とにかく雪が無かった昨冬の記憶も新しいなか、中越地方は初雪が大雪との予報。
先般の車検のおまけ作業でタイヤもスタッドレスに替えさせたし。
たまたま会社も休みとあって据え膳食わぬはバチが当たろうと、夜の「関越自動車道」へ・・・ ((;゚Д゚)。
飯山線・只見線・信越本線・全てダメなら風景撮影とターゲットは複数設定してリスクマネジメント。 しかし刻々と飛び込んで来る計画ウヤ情報。
それでも関越トンネル越えまでは快調。 飯山線なら湯沢ICだがアカンか、と思案しているうちに詰まってしまう。 湯沢ICまであと6km地点。
動かない。
世間では大騒ぎになりつつあったらしいが、車中では本当に公式発表が得られなかったんですよ。
どうも湯沢IC手前で大型車が立往生と知ったのもスマホのクチコミだし。 時計は午前0時を回る。
何よりヤバイと思ったのは凄まじい降雪に大渋滞全部が雪に埋もれつつある事。 これじゃあ道路が開いても脱出不能。
寒いからアイドリングを続けている事もあり、時々マフラー周りの雪だけは除去するがそれでも排気ガス臭が侵入して来るに及んで、
これは危険とアイドリング中止、毛布を被る。 風太郎のロケ車はちゃんと居住・就寝空間が出来ているので、
こうなったら本格的にフテ寝してしまうかと思ったが、いつ動き出すか分からないし。
いつの間にか朝6時。 JR東日本の「どこトレ」をチェックしたら、朝の飯山線は全滅だが何と只見線小出口は定時運行の気配。
おのれ、早く此処から出してくれよぉ。
雪に覆われたフロントガラスの向こう、おっちゃんの手招きが霞んで見えたのは朝7時。
心配した脱出不能は、前を何台もの大型トラックがラッセルした事もあって意外に楽勝だったけれど。
どうやら「時の人」だったらしいと知ったのは、小出ICまで雪の壁の中の一車線を必死に運転した後の事。
それでもこれは三日三晩続いた「関越パニック」の序章に過ぎなかったのはご存知の通り。
炊き出しだのガソリン提供だのの対象にならなかっただけ幸いだったかも。
局地的なゲリラ豪雪は間違いないが、逃げ場のない一本道を管理する上で人災だな、こりゃ。
それでもタダでは起きぬ。 帰りは蒲原鉄道廃線跡や磐西沿線のセンチメンタルジャーニーまでこなして、長躯磐越道東北道回りで。
バラバラつまみ食いながら、とにかく撮れるところで撮った不屈の撮影結果はおいおいに。
小出口のキハ110も初めてお目に掛かったな。
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