
花輪線 北森 2019年
「頭と尻尾はくれてやれ」とは株屋の格言。
尻尾(最安値)で買って頭(最高値)で売り抜ければボロ儲けは単純な理屈だが、
強欲を突っ張らせてそんなものを狙いに行くとかえって大ヤケドするぞ、
またビビッた売り買いで結果的に大利を逃したと思ってもクヨクヨするな、程々で良いのだという意。
他にも「人の行く裏に道あり花の山」とか、「売るべし 買うべし 休むべし」とか、
株の鉄火場の格言にはそのまま人生訓に通じるものが多い気がする。
欲の煩悩はそのまま人生そのものでもあるという事か。
写真、「頭と尻尾はくれてやれ」と言いたかっただけですよ。
富士山そっくりなのは、岩手山。
( 写真展漫遊録 )

カンボジアの反政府運動の取材で最近土門拳賞も受賞したドキュメンタリー作家、
高橋智史さんが、故郷という原点を撮る。
厳寒期のハタハタ漁の異様な迫力にはやられた。
漁協に何度も頼み込み、やっと乗船の許しを得たものの、
初乗船の際には時化より何より、荒くれ漁師が騒乱のカンボジアより恐ろしかったという。
最盛期の漁獲量18000t、今は僅か100t足らず、それでも伝統の産業を受け継ぐ意志。
ヤワな覚悟では対峙出来そうにない。
しかし何より写真は二本の足で「現場」に踏み留まってこそだぜと、痛感。
OM SYSTEM GALLERYで7日まで
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海外渡航がようやく現実味を帯びてきた中で、外務省の「海外安全情報」を見る機会が多くなった。
ミャンマーは昨年2月のクーデター勃発以来、レベル2「不要不急の渡航は自粛」のまま、
ロヒンギャ問題のあるラカイン州と、中国国境地域のごく一部のみがレベル3「渡航中止勧告」になっている。
現実には中央部マンダレー付近のザガイン州は、国軍による焼き討ちや空爆の報が次々と入っているし、
ヤンゴンですら列車内で銃撃戦では「不要不急」どころでは無い気がする。
全国をレベル3にしてしまうと現地駐在の邦人も引き上げざるを得なくなり、
開発援助等経済的な打撃が大きいため、国軍支配の政府に忖度しているとの噂。
ミャンマーの軍事クーデターに抗議します。
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