奥会津 稲穂の香り  その5      会津坂下

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   只見線  会津坂下      2015年9月







会津坂下は昔から町自体が大きく何故か高校がいくつも集中していて、C11の時代、この駅での交換風景は随分写真が残されている。

大木茂さんが1972年に撮られたそれなど見れば、まるで都会のラッシュアワーのようで、ローカル線とは思えぬ光景に感嘆しきりである。

農村に活気が溢れていた最後の時代とも言えるだろう。


時は流れて現在の会津坂下である。あにはからんや、ホームを埋める降車客は結構多い。

この先西若松までバス代行なので本来降りない人も含まれているのだろうし、もちろん昔はこんなものではなかったのだろうが、

ローカル線の主役たる高校生が目立つのはかつて見た通学列車の記憶も蘇って懐かしい。

写真ではカットしてしまったが、駅舎も基本的にはC11時代と変わらない。1972年に戻ったようで心ときめいた。

季節や光線を選べばかなりガツンとした写真になりそうで、風太郎のコンテ帳には「次」がしっかり書き込まれたのである。







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「風太郎の1980年田舎列車の旅」

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[ 2015/09/26 17:30 ] 最近の旅 東北 | TB(0) | CM(8)

不思議な1枚

風太郎さま

知ってはいても当世でこのような学生の集団を見ると、
不思議な写真に見えてしまいますね。
YMOのマルチプライズのジャケットを思い出しました。。。
[ 2015/09/27 09:50 ] [ 編集 ]

駅頭の変遷


狂電関人さま

「YMOのマルチプライズ」ってあのメンバーが増殖してる奴ですね。成程。望遠レンズの圧縮の効果でもありますね。
大木さんの坂下は遠い昔、すっかり寂しくなった駅を想像していただけに嬉しい誤算ではありました。
何らかの役割を背負った鉄道はいいものです。でも昔の写真は老若男女様々な乗客が写っているのに対し、今は高校生専科、
少子化の現状を考えればローカル線の現実が分かる気もします。

駅頭のさりげないスナップが社会の変遷を映しだしますね。
[ 2015/09/27 12:38 ] [ 編集 ]

会津坂下の朝

現代版の登場ですね。
結構な生徒数です。まだまだ、坂下の朝は健在だったんですね。
大木さんのと、登場人物を見比べてみました。
生徒ばかりで、社会人が見当たりません。このあたりが、時代の変遷でしょうか。
昔は皆さん俯き加減で足早。今の生徒は上向き加減でのんびり。今昔ものも面白いですね。

来月は、C11に引っ掛けて、あの界隈を探ってみようと思ってます。開通すればの話ですが。
坂下の朝ももう一度狙ってみたくなりました。今度は学校が休みでない日に行きたいと思います。
ただ、大木さんのも、風太郎さまのも、何所から撮ったのかが疑問です。
[ 2015/09/27 14:04 ] [ 編集 ]

地方性


こあらまさま

昔の写真は何気ないスナップでも服装その他に地方性を感じたものですが、
現代では停まっているのが山手線でも違和感が無い所が時代の変遷ですね。
撮った場所ですが、塔寺側に立派な歩道橋が出来ていますのでその上からです。
大木さんの時代は無かったのではないかと思いますが、やはり高い場所から撮られているようですから、
何か足場はあったのだろうと思います。
下の写真はやはり塔寺側の踏切からですね。トリミングで誤魔化していますが本来なら超望遠が必要ですね。
[ 2015/09/27 16:18 ] [ 編集 ]

写真とは…

風太郎さん、こあらまさん、思い出していただき有り難うございます。
当時、只見線の旅客無煙化を目前にして撮影に行ったものです。
9月の下旬で、あと数日経つと全く違った車両、風景になってしまうのに、
人々は全くそんなことを気にするふうもなく、不思議な思いをした記憶があります。
騒いでいたのはぼくたちだけ、利用する人たちは全く気にしていないのですね。
もちろん、”記録に残さなければ”などと大それたことは全くなく、上下列車の交換もあるし人も多いだろうな、という軽い気持ちで撮ったものです。

何気なく撮ったものですが、今見ると当時の社会風俗がよく写っているな、と我ながら感心します。
写真とは、楽しく、そして恐ろしいものですね。
そういう意味でも、”今”撮影をするなら、今でしか撮れないもの、”今の旬”を狙わないと…などと、夢想しています。

撮影場所は、はっきり覚えていないのですが、我が写真には右手前に斜めの丸太が見えますが、何かの木組みが有り、その上によじ登ったのではないか、と思います。
何しろ、「煙と山羊と…は高いところが好き」と言われるように、ぼくは「…}ですので少しでも高いところに登ってしまうのです。

当時から40〜50年。時間が出来て機会があったらば、当時と同じ場所で撮ってみる、「センチメンタルジャーニー」をやってみたいな、と思っているところです。
この坂下もその第一候補でした。
嬉しい話題、写真を有り難うございました。

[ 2015/09/27 17:34 ] [ 編集 ]

「その時」のリアル



大木 茂さま

わざわざコメント頂き恐縮至極です。
勝手にお名前を出して申し訳ありませんが、写真集は多くの人が持っているでしょうし、
何より「坂下写真」の傑作と誰もがピンと来るかと思いまして。

大木さんの写真の他に無い魅力は、当時の鉄道現場で働く人々や、駅に集う人々の風俗が情緒豊かに捉えられている事と思っています。
当時の日本人の勤勉さや素朴な心根が、汽車に寄り添った舞台を通して胸に迫るのです。
汽車が無くなる騒ぎを尻目に何ら変わりのない日常が繰り返されていたのも、「その時」のリアルとして伝わって来るものがあります。

写真の本質はリアリズムにあって、仰る通り「今の旬」をリアルに捉える事が最も力強いと思うのですが、
あたら昔の事を知っていると、つい「今」の現実から目をそらしたくなる事もしばしばです。
余計なものを排した画面構成や、季節、時間帯を慎重に選ぶことで「なんちゃって昔のローカル線」を演出する事も不可能ではありませんが、
それはある種の「写真の嘘」ではないかと。

ジレンマは尽きませんが、大木さんの「センチメンタルジャーニー」、是非拝見したいですねえ。
[ 2015/09/27 18:33 ] [ 編集 ]

坂下

こんばんは。

遅スレ申し訳ございません。
坂下の通学風景ですね! 私も一回狙ってみようと思ってましたが
さすが風太郎さま、しっかりその辺は押さえておりますね(笑)

大木さまのHP、私も拝見致しました。
当時の汽車風景を見事に捕らえていて、光の使い具合も秀逸・・・
そして何よりコクの深いモノクロ表現が、素晴らしいですね!
写真って撮るだけでなく、その後の処理も大切だなと改めて思いました。

こんな凄い方とリンクしていられる風太郎さまも凄いと改めて。
[ 2015/10/01 23:06 ] [ 編集 ]

同じ空気を吸わせていただいて


いぬばしりさま

大木茂さんはSLブーム以前の大家で、それもひとりのアマチュアとして純粋にSLと向かい合い、
それを取り巻く人々を含めて愛情に溢れる写真は、他に比類のない世界観を持っています。
モノクロ写真の表現については仰る通りで、これはプロも含め右に出るものはいない完成度を持っています。
写真集「汽罐車」を入手されればぶっ飛ぶと思いますよ。

たまたま拙ブログを目に留めて頂いていろいろ応援いただいているので調子に乗っている次第です。
今回も時代は違えど同じ空気を吸わせていただいて爪の垢でも・・・というところです。
[ 2015/10/01 23:41 ] [ 編集 ]

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