山陰プチ撮りの旅  その9      宇田郷落日

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     山陰本線  宇田郷     2015年10月






通過時刻と日没時刻が一致しそうとなれば、最後はやっぱりここに挨拶しなければなるまい。

補修の足場に引っ掛かりそうな太陽が島に沈むというのも想定外だったが、

これも二度とは繰り返さない一期一会の夕陽なのだろう。

軽いエンジン音を残して通過していく1572Dが、今回のラストショット。

日曜日とはいえ、家路の時間に単行で済むとは山陰本線も寂しいものになった。




32年前、通過時刻は一時間ほど早い828列車。橋は幾千の朝と夕べを迎え、黙して鉄路の移ろいを伝える。

確かこの時は残照の色が漆黒の海とひとつになるまで粘り、通過する「まつかぜ」の光跡まで撮ってお開きにしたはず。

その後2キロの夜道を歩いて宇田郷駅から車中の人になったと思う。


ヘッドライトの向こうについ探してしまうのは、漁火瞬く海辺を駅へと急ぐ、自分の背中。




( 山陰プチ撮りの旅  おわり )






山陰本線 鉄橋3  1983年11月 16bitAdobeRGB原版 take1b

      山陰本線  宇田郷      1983年





数日留守にします。






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「風太郎の1980年田舎列車の旅」

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[ 2015/11/11 21:07 ] 最近の旅 西日本 | TB(0) | CM(4)

宇田郷の夕陽

風太郎さま

今回、そして32年前のこの橋でのシルエットをものにされていて
羨ましいです。電関人の34年前は曇りで駅に戻ってから真っ赤で丸い太陽を
拝みました・・・。
今週末は予定通りあそこですね!!収穫を楽しみにしています。
[ 2015/11/11 21:45 ] [ 編集 ]

光溢れる


狂電関人さま

そういえば不思議とここでは天気に恵まれる気がしますね。
2日間、文句のつけようのない好天は、光溢れる山陰を堪能させてくれました。
雲は意外に水平線間際は無かったりするから油断できません。

週末は・・・言っちゃだめ、こそこそこそと「サンダーバード」なんだから・・・。
[ 2015/11/11 22:42 ] [ 編集 ]

美しき山陰の海

まだまだ風情のある町並みが残っていますね。瓦屋根がいかにも山陰らしい雰囲気を醸し出しています。
鄙びた集落の長閑な生活が垣間見られ、しみじみでしたが、子供がいないのがちょっと気がかりなところです。
それにしても山陰の海はきれいです。私奴も行ってみるまで実感できませんでした。
冬の鉛色の日本海のイメージがあると、何とも想像ができないものです。
いい天気に恵まれて、空と海と家並みを堪能されたのでは。すばらしい画もものにされたし。
私もどこかに書きましたが、文句なしに山陰の海は日本一だと思っています。
思わず、この辺りの地図を眺めて、山陰線の懐かしい駅名を追ってしまいました。そのうち必ずという思いです。
早くも次の旅ですか。ご武運をお祈りしております。
[ 2015/11/12 00:46 ] [ 編集 ]

追体験の旅


こあらまさま

お返事が遅くなりました。

宇田郷辺りに立てば、たった一夜の宴のはずが30年以上の月日が流れていたという浦島太郎を地でゆく感じなのですが、
鉄道は変われど透明な山陰の海は何も変わらない気がします。
冬の陰鬱な山陰に惹かれるところもあるのですが、昔見た秋の山陰の明るさを追体験したく、またこの季節を選んでしまいました。

こあらまさんもここで現役を追われたのですね。
変わらぬ山河も随分あるのではと思います。追体験の旅もよろしいものかと。
[ 2015/11/15 23:48 ] [ 編集 ]

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