地鉄電車で駅撮り三昧  その3     舌山

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    富山地方鉄道  舌山     2015年11月








地鉄電車の駅がそれぞれ意匠が異なりバリエーションに富んでいるのは、

この鉄道がかつてこの地に多数存在した会社を統合して生まれたという歴史と無関係ではあるまい。

「富山電気鉄道」だった富山~黒部の各駅はモルタル塗の重厚な感じが目立つのに比べ、

「黒部鉄道」だった黒部~宇奈月温泉間は板張りの駅舎が中心で、大分趣が異なる。

さらには上滝線及び立山線 岩峅寺 ~ 立山間などは「富山県営鉄道」で、また雰囲気が違う。


今風の合理主義に徹すれば駅舎なんぞ全て規格化して設計建築コストを圧縮するのが常道だが、

ふたつと同じデザインが無いのは、元の会社は異なれど大正から昭和初期にかけて富山県下の隅々まで鉄路を伸ばした先人達の、

おらが鉄道への拘りと夢のかたちのような気がする。

当時鉄道を敷くという事は無人の荒野を切り拓くような、現代的に言えばベンチャービジネスそのものだったとも聞く。

時を重ねて現代に生き残った駅舎たちは、そんな鉄道屋のロマンの語り部なのかも知れない。


旧「黒部鉄道」の木造駅舎は冷たい秋雨に濡れて、今もそこに在る。








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[ 2015/12/10 22:08 ] 最近の旅 中部甲信越 | TB(0) | CM(2)

来歴

風太郎さま

おっしゃる通り、その来歴が様々な意匠の駅を形成したのでしょうね。
常願寺川、黒部川の電源開発と深い縁を持ち早くから電気鉄道だったのもこの鉄道の
特色なのでしょう。
このアイスブルーの駅舎はなんとも模型にしたくなるような姿ですね!
[ 2015/12/12 16:20 ] [ 編集 ]

模型


狂電関人さま

宮下洋一氏の「地鉄電車セクション」をそのまま1/1にしたような(逆か?)駅を各地で見る事が出来ました。
早速模型用の図面を引いてみたい衝動に駆られます。
夢に出て来るような「田舎の駅」のイメージが凝縮されているように思いますね。
[ 2015/12/12 17:47 ] [ 編集 ]

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