汽車の響き

磐越西線 喜多方駅のホーム2 198年月 日 16bitAdobeRGB原版 take1b

    日中線  喜多方     1984年









日中走らぬ日中線の客車は、朝の一往復が終わると夕方まで喜多方駅の隅に冷え冷えと放っておかれていた。

それでも16時近くになれば再び蒸気管にスチームが通り、三々五々やって来る下校の高校生を迎える。

噴き出す湯気は凍えた顔に心地良く、熱膨張する金属は、カン、カン、と車内に乾いた音を響かせるのだった。

それは昔と寸分変わらぬ、汽車の時代の響きだったに違いない。










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「風太郎の1980年田舎列車の旅」

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[ 2016/01/11 19:06 ] 昔の旅 東北の国鉄・JR | TB(0) | CM(6)

フ無し

風太郎さま

オケツがフじゃない列車、確か磐西とあと一度何処かで見ただけです。

足早に乗車する客と蒸気の感じからスチーム暖房への思いが蘇りますねぇ。
[ 2016/01/15 20:43 ] [ 編集 ]

フヌケ


狂電関人さま

車両そのものに驚くほど疎かった当時は、◯系もフも一緒くたで「古い客車」と一括りにしていましたから、
これを見ても特に感じ入る事はありませんでしたねえ。言われてみればフヌケ。
日中線は今思い返せば運用は変化に富んでいて、客車のデパートのようでした。
ダレた国鉄と言われつつ、ちゃんと後部標識を取り付ける律義さもまた国鉄のもうひとつの顔でもあったという事でしょうか。
[ 2016/01/15 20:58 ] [ 編集 ]

こんばんは。

気がつかなかったんですが、フヌケだったんですね。
それにしても何気ない一枚ですが、とても味のある作品ですね。
スチームに煙る旧客や少し屈み気味の乗客・・・
写真展ではこのようなお写真がたくさん並ぶのですね。
[ 2016/01/16 22:51 ] [ 編集 ]

生きている鉄道


いぬばしりさま

蒸気機関車が消えた後、スチームの煙は生きている鉄道を感じさせてくれる大事なものだったように思います。
硬質な鉄の塊と揺らぐ白煙のコントラストはモノクロ写真をより奥深くしてくれました。
かけがえのない鉄道風景がひっそり消えてしまった感じがしますね。

写真展はモノクロームのしみじみとした味わいが出せればいいなあと理想は高く、現実は悪戦苦闘というところです。
[ 2016/01/17 00:55 ] [ 編集 ]

スチームの温もり

今も蒸機運転時、辛うじて蒸気暖房残っているのでしょうが、
これほど立ち昇っている光景、やはり80年代ならではですね。
日常風景の中にも旅情がかきたてられます♪
車内での金属音も懐かしいです。
[ 2016/01/22 13:59 ] [ 編集 ]

煙の旅情


32Countさま

蒸気機関車が消えて「煙の旅情」はもう期待出来ぬものと諦めていましたが、どっこいありましたね。
時に空高く立ち昇り、時に霧のようにホームに漂ったスチームの湯気は、鉄道風景に動きと温もりを加えてくれたと思います。
今走ってる旧型客車は電気暖房じゃないんでしょうかね。
[ 2016/01/22 19:42 ] [ 編集 ]

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