道東漂行譚  その5      サルルン

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    釧網本線  塘路     2016年2月









次の列車まで30分位あるので「サルルン」に移動。

気温は-15℃、ここ数日この冬最高の冷え込みとの事だが、まあ南極でも行くように着込んでいるから平気である。

朝日が眩しい森を抜けて例の「三角点」まで登れば、遠く夜明けの色に霞んだ塘路湖の氷原に息を飲む。

手垢付き過ぎの上に昼間のベタ光線には食指が動かない場所ながら、早起きすれば全く違う表情が拝めるもの。

逆光にエグゾーストの尾を引くキハを見送れば、今朝のドラマもそろそろお開きである。

一服付けるかと取り出したペットボトルのお茶は、シャーベット状に凍っていた。















( 写真展漫遊録 )


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被災地で未だ見つからぬ我が子を探し続ける両親のドキュメンタリー。

逃げない写真は冷たく、強く、それ故に優しく。

銀座は15日まで。







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「風太郎の1980年田舎列車の旅」

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[ 2016/03/12 17:18 ] 最近の旅 北海道 | TB(0) | CM(4)

風太郎様

逆光にエグゾーストの尾を引くキハ・・・・
まさしく  そのお言葉のごとくのお写真ですね
風太郎様の文章はそれは素晴らしいです
お写真と文面は見事に同期していて私の心を捉えて魅惑の世界に案内して下さいます
気温は-15℃・・・・お聞きしただけで寒いです
氷のはった水面もそれを顕著に感じさせてくれます
[ 2016/03/12 20:14 ] [ 編集 ]

一期一会


りらさま

鉄道の写真も含め、自然風景の写真はまさに一期一会です。
計算づくで狙ってもあえなく肩透かしの事もあれば、想像だにしていなかった瞬間に偶然出会う事もあります。
この時は既に太陽も高い所まで上がっていたのであまり期待していませんでしたが、
朝靄に霞む地平線を見た時は、一期一会を司る神様に感謝するばかりです。
こんな事なら最初から此処へ、などと無い物ねだりまで始めれば神様も怒りますから、与えられたものを慈しむべきかと。

早起きとか耐寒我慢大会とか運を引き寄せる事も必要ですが、対象との出会いあっての写真、一期一会の感動もまた写真の醍醐味ですね。
[ 2016/03/12 22:02 ] [ 編集 ]

凍る湿原

風太郎さま

サクサクと霜柱を踏みしめながら通った小学校への道。
そんな遠い憧憬を思い浮かべるような・・・。
単行ゴーヨンが人息を吐くようにさくさくと凍れる湿原に踏み入れる
擬人的な鼓動を感じる一枚!
[ 2016/03/13 10:47 ] [ 編集 ]

幻影


狂電関人さま

九州でもそんな登校風景でしたか。この50年の間にいかに温暖化が進んだか伺えます。
霜柱を踏み潰して歩き、靴を泥だらけにして怒られたり、
吐く息が白いのをSLだあ、と喜んでいたのが懐かしいです。(そこまで連想してるなら撮りに行けよって。)

まあ今もやってる事は本質的に変わっていないともいえます。キハ54が上げる煙にC58の幻影を見る気がします。
[ 2016/03/13 12:27 ] [ 編集 ]

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