道東漂行譚  その8       落石

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    根室本線 落石     2016年2月







午前中を塘路辺りで過ごし、そこから車を走らせて夕刻も近い落石に着く。

よく写真には見るが初見参。風太郎にとっては「本物を見ずに死ねるか」と思う鉄道風景のひとつ。

車で入れる場所から10分程度歩くと有名お立ち台に着くのだが、出迎えるは100頭以上は居ると思われるエゾシカの群れ。

遠目にウシの放牧かと思ったら(真冬にそれは無いが)、全部野生のエゾシカなのにはたまげる。彼らの王国に踏み込んでしまったようだ。

こんなところに人間一人、シカによってたかって襲われたら負けそう、と心細くなった頃、鉄ちゃん1名の先客あり。

これでシカに勝てそう、と互いに喜ぶ。


ニコン2台並びは珍しいっすねー、と言われるのでそんなもんかと思ったが、彼は昨日も来たのだと言う。

何でも昨日は滅法寒く、絶好のシャッターチャンスをモノにしたかと思いきや、

バッテリートラブルでシャッターが降りぬという憂き目にあったと、恐ろしい事を言うのでバッテリーをポケットにしまう。

風が冷たい。最果ての寂寥に満ちた地である。

宗谷本線の抜海辺りもそんな雰囲気はあるが、脇に道路が通るそれと違い、人里というより現世から離れてしまったような不思議な空間。


通過時刻、まずは挨拶代りの定番アングルといこうか。

またもや空は翳り始めて隣の鉄ちゃんは口惜しがるが、冷たい空気感が伝わるこれの方がいいんじゃないかと風太郎は思う。

次は本命の夕焼けショットっすよ、と鉄ちゃんは期待感満々だが・・・。







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「風太郎の1980年田舎列車の旅」

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[ 2016/03/17 20:43 ] 最近の旅 北海道 | TB(0) | CM(8)

風太郎様

ありました・・・・ありました・・・
右手小さな一両編成の列車がありました
このまま 走行していくと海まで行ってしまいそうですね
そんなことはあろうはずもないけれど・・・・
線路を見ているとそんな錯覚にとらわれます


次は本命の夕焼けショットっすよ、と鉄ちゃんは期待感満々だが・・
私は今日のお写真のみにても充分に素敵な夜を過ごすことが出来ました
有難う御座います
[ 2016/03/17 21:14 ] [ 編集 ]

最果て感

こんばんは。

今回の道東撮影行は有名どころを攻めておりますね!
ここ落石も魅力のある撮影地ですが、結構スリリングな場所なんですね。

因みに私もこのライティングの方が好きですね。最果て感十分です!
あっ、ルパン号でなく良かったですね(笑)
[ 2016/03/17 21:50 ] [ 編集 ]

車窓の海


りらさま

根室本線は地図で見ると海辺を走っているようですが、海が車窓に見えるのはごく僅かな区間なんです。
それだけに突然見える海は列車の旅の醍醐味だろうなあとも思うのですが、
列車に乗らぬ「鉄」に成り下がった風太郎としては、そんな旅はちょっと憧れになってしまいました。
写真でどこまで伝わるか分からないですが、なかなか表現するのが難しい感動がある土地でした。
今回の旅のクライマックスのようにも感じたので、しばらく続きます。
[ 2016/03/17 21:51 ] [ 編集 ]

有名どころ


いぬばしりさま

有名どころを天邪鬼に撮るというのが結構好きなのですが、俯瞰系の場所は結局ポジションが限られて、
光線の変化位しか望めず悶々とするところもあったのですが、ここでは結構踏み込みましたよ。
皆、お立ち台でしか撮らないのがもったいねー、と思いました。

花咲線の鬼門、ルパンですね。運用が公表されているのでそいつが来るなら正面がちとか対策を練っていたのですが、
運用が当てにならないんだな、これが。幸いな事に日のあるうちは殆ど来なかったのでラッキーだったです。
[ 2016/03/17 21:59 ] [ 編集 ]

道東いいですね

久しぶりに書き込みいたします。
北海道は全般に好きですが、道東は昨年末に訪れたこともあり、興味深く拝見しております。
この写真に限りませんが、独特の空気感ですね。さいはて感をひしひしと感じます。
是非にと思う撮影地のひとつですが、つい撮影効率を考えてしまい実見できずにいます。
この付近は大昔に乗ったときの車窓も良かったですね。抜海と並び日本の鉄道の車窓の双璧かと思います。
この後にはオリジナルアングル登場でしょうか。楽しみです。
ちなみにセイコーマートのカットもなかなか秀逸かと。雪の存在と明かりのなさで北海道らしさも出てますね。
確かにセイコーマートに出入りしなければ渡道した気がしませんね。当方も毎度お世話になっております。
[ 2016/03/18 00:12 ] [ 編集 ]

雪雲迫るの図

風太郎さま

嵐を呼ぶ男改め雪呼ぶ風太郎かな?!(爆)

広い空、大きい海、デカい大地が交わる場所で汽車を撮る。
風太郎さんのワクワク感が集約された一枚です!
仄かに残る陽光を受けるキハがニクいですね。
[ 2016/03/18 10:34 ] [ 編集 ]

釧路以遠


鉄道少年さま

コメント有難うございます。

ははあ、同じ場所だなあと思いましたが、微妙に異なるポジショニングやアングルは新鮮ですね。
釧路以遠は本数少なく、周遊ルート的には効率悪く、対象から外れるのも分かりますが、
なかなかガツンと来る場所ですよ。アングルもやる気次第で結構バリエーションを作れますし。
次回は是非訪ねてみては。
[ 2016/03/18 23:39 ] [ 編集 ]

オリジナル


狂電関人さま

呼んだつもりは無いのですが、快晴のくせに夕方になると曇る天気には閉口しましたね。
でもニコパチならぬ、あまりに決まり過ぎた写真はかえって印象に残らぬもの、
少し外れた写真の方がじわじわいい味が、と信じてみたくなります。
またそんな状況の方があまり人が撮らぬアングルにチャレンジする馬力も出るというものです。
オリジナルへの拘りをどんと受け止めてくれる撮影地のようにも思いましたよ。
[ 2016/03/18 23:47 ] [ 編集 ]

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