写真展   「 旅のたまゆら  1981-1988 」       その時代④

島原鉄道 布津ホーム1 198208 55mmF28_9720原版take1b

   展示作品より    島原鉄道  布津      1982年






「ガリガリ君」発売が1981年。

清原桑田のKKコンビによる甲子園席巻が1983~1985年。

「オレたちひょうきん族」が1981~1989年。

薬師丸ひろ子が機関銃をぶっ放すのが1982年。

千代の富士初優勝が1981年、貴花田に敗れて引退が1991年。

ファミコン発売が1983年。

「新日本紀行」放送終了は1982年。

「♪恋人がサンタクロース 本当はサンタクロース♪」が1980年。

中日ドラゴンズ優勝は1982年と1988年。

日航ジャンボ機墜落は1985年。

「ノルウェイの森」は1988年。

小渕官房長官が「平成」のパネルを掲げて「昭和」が終わるのが1989年。


まだ生まれてない!という人には申し訳ないが、

風太郎世代にとっては遠い昔のような、つい最近じゃんと思うような。

そんな現代との距離感が曖昧なところが、この時代の面白さなのかも知れない。

風太郎的には遠い時代になったなという思いが年々強まるけれど、写真の中の世界はつい昨日の出来事のようだ。

画面を見れば「その時」のシャッターの感触は今も指先に残るようだし、暑さ寒さの具合まで首筋に蘇ったり。


写真は不思議なタイムマシンである。

その時代を知らない人には、だからこそ見える発見を。

その時代の手触りを知る人にはそれに写真が寄り添うようなひとときを。

というのが作者としてのささやかな願いでもある。



写真は島原鉄道の布津駅。

およそ駅のホームにしては違和感あり過ぎの情景は、少し解説せねばなるまい。

飼い犬の毛づくろいをするばあちゃんは、じいちゃんと二人で守る委託駅の家族。

民間企業の島原鉄道が民間委託もおかしいが、ごく普通の夫婦が駅に住み、普段着のまま切符を売っていた。

生活道具が並び、自宅の軒先と一緒のようなホームの情景は、土の匂いのするローカル私鉄ならではの味わいだった。






島原鉄道 布津駅6 1982年8月 16bitAdobeRGB 原版 take1b






写真展  「  旅のたまゆら  1981-1988  」    モノクロ 約70点 

◯ 開催期間  2016年8月16日(火)~8月29日(月)  (21・22日は休館日)

◯ 開場時間   10時30分~18時30分  (最終日 15時まで)

◯ 場所     新宿ニコンサロン   新宿区西新宿1-6-1  新宿エルタワー28階   (新宿駅西口より徒歩5分)  


※ 初日・最終日と土日(休館日注意)は在廊します。その他の日は適宜。 





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「風太郎の1980年田舎列車の旅」

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[ 2016/08/13 14:02 ] 写真展 | TB(0) | CM(4)

島鉄

風太郎さま

九州もんの電関人は西鉄以外、島内の私鉄には目もくれず。
唯一計画を立てて伊集院から鹿交に潜入するも夜行の睡眠不足で
終始居眠りで通す体たらく。
しかし、写真をよく見ると夏に毛糸帽を被るばあちゃんは
今の最先端ファッションを取り入れていたようでビックリ!!
[ 2016/08/13 16:01 ] [ 編集 ]

時代は繰り返す?


狂電関人さま

ばあちゃんの帽子の真意は不明ですが、確かに変わった帽子だなあとは思いましたね。
最近の若いモンもこんなの被っているのは見かけますね。時代は繰り返す?!
先日この駅の跡に行きました。この周辺は例の雲仙普賢岳の火砕流の現場そのものなのですが、
その後の復旧も空しく、夏草に埋もれるばかりです。諸行無常。
[ 2016/08/13 18:13 ] [ 編集 ]

風太郎様

ごく普通の夫婦が駅に住み、普段着のまま切符を売っていた。
生活道具が並び、自宅の軒先と一緒のようなホームの情景は、土の匂いのするローカル私鉄ならではの味わいだった。・・・・
そんな時代があったのですね
知りませんでした
しかしながら 二枚のお写真はそれを顕著に私に知らしめてくれます
時空を超えてこの駅舎に行ってみたいと思いました
そしてこの方々とお話してみたいです

[ 2016/08/13 19:19 ] [ 編集 ]

それじゃボクも


りらさま

当時風太郎がバイブルにしていた写真集にこの駅とじいちゃんが載っていて、
行ってみたら件のじいちゃんがそのまま居るのにびっくり。
写真集の事を話したらご本人も知っていて、それじゃボクも一枚とお願いしたら「いいよぉ」と照れていたのを思い出します。
九州の暑い夏の一コマはまだ記憶に鮮やかなのです。
[ 2016/08/13 21:34 ] [ 編集 ]

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