写真展   「 旅のたまゆら  1981-1988 」      たまゆら

修正A3 蒲原鉄道 大蒲原駅おばさん 1982年10月3日 16bitAdobeRGB原版 take1b

   展示作品より    蒲原鉄道 大蒲原    1984年







ハガキを配っている頃から必ずと言ってよい程聞かれたのは「たまゆらって何?」という質問で、これはwikipediaによれば、

「勾玉同士が触れ合ってたてる微かな音のこと。転じて、ほんのしばらくの間、一瞬(瞬間)、あるいはかすかを意味する古語。」という説明になる。

古代の装飾具云々はともかく、本来聞こえないはずの音を聞き、微かなゆらぎを感じるという、何かすごく精神性を宿した言葉のような気がする。

ニコンサロンHPの英文サイトでは本展のタイトルを 「A MOMENT IN MY TRIP」 と表記していて、これは風太郎自身の訳ではないが、

もともとENGLISHは相当怪しく、特に「たまゆら」はどんな英単語が当たるのかは皆目見当が付かない位だからどうこう言う資格もなく、

なるほど 「ボクの旅の瞬間」 かい、と納得させられるばかりである。


写真が切り取るのはコンマゼロゼロ何秒かのまさに瞬間だけれども、旅先での出会いは同時に別れでもあり、

多分二度と出会う事の無い、互いの人生の糸の一瞬の交錯は何か不思議な奇跡の重なりのようにも思える。

その刹那に「魂がゆらぐ」という意味まで入っていると言えば、それは日本語の愛しき曖昧さに溺れた言葉の遊びだろうか。





写真展  「  旅のたまゆら  1981-1988  」    モノクロ77点 

◯ 開催期間  2016年8月16日(火)~8月29日(月)  (21・22日は休館日)

◯ 開場時間   10時30分~18時30分  (最終日 15時まで)

◯ 場所     新宿ニコンサロン   新宿区西新宿1-6-1  新宿エルタワー28階   (新宿駅西口より徒歩5分)  



帰りがけに覗いたら本日も大勢ご来場頂いたようですね。心温まるコメントが多数残されていました。

有難うございます。明日は14時位から在廊すると思います。  





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「風太郎の1980年田舎列車の旅」

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[ 2016/08/17 20:33 ] 写真展 | TB(0) | CM(2)

風太郎様

撮影者に向けられた笑顔
疑うことを知らないその素直な笑顔
一期一会とは言え現代においては鉄道関係おいてこのような笑顔を見ることは出来るでしょうか・・・
文明の発達と引き換えのように失われたもの・・・・その大きさは計りしれないように思えます
[ 2016/08/17 21:40 ] [ 編集 ]

撮る側の責任


りらさま

りらさんがご存知かは分かりませんが、「お正月を写そう!フジカラーで写そう!」というフイルムのCMがありました。
この当時における写真は滅多に撮られるものでは無く、ハレの日、楽しいひとときの思い出の一部だったのだろうと思います。
だから人々はカメラに対しはにかむ事はあっても、それを悪意とは取らなかったのかも知れません。
いつからカメラは凶器のようになってしまったのでしょう。
それは残念な事ですが、それだからこそ撮る側の責任も重いと思うのです。
悪意は微塵も無い写真を撮る事は当然ですが、こうして掲載していいものかどうかは時を経ているとはいえ逡巡はあります。
街角のスナップは重要な写真文化の一部、過度な萎縮も文化を衰退させると思うのですが、それは時代の評価を常に意識しなければと思います。
難しい問題です。
[ 2016/08/17 23:01 ] [ 編集 ]

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