秋澄みし わたらせ遡行    その2    陽だまり      

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   わたらせ渓谷鐵道  沢入    2016年11月








鏡の様に平滑な現代のガラスの場合、上の写真の様にムラになったような複雑な反射はしない。

昔ながらの格子窓をよく見ると分かるのだが、微妙に表面が波打った「昔のガラス」である。

ある意味貴重品なのではないか。もし破損するような事があれば容易に取り替えは利かないだろう。

無人駅である。不粋な監視カメラなど設置されていない。

何かに八つ当たりしたい人間がこれを破壊しても誰も分からないはず。

しかし沢入にしても上神梅にしてもそういった話は聞かない。

時を越えて愛されたもの、大切に残されたものには、何処か人の心を穏やかにする力がありはしないか。

陽だまりが冷えたベンチの木肌を温めるように。








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   上神梅






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「風太郎の1980年田舎列車の旅」

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[ 2016/12/04 19:00 ] 最近の旅 関東 | TB(0) | CM(8)

古硝子

風太郎さま

薄氷のように、均一でない板面を透かして見える景色は
遠い昭和の景色。掴みたくても掴めない昔日の風景。
わ鉄、今年も行かなかったなぁ。
よし、来年こそ・・・。
[ 2016/12/05 18:05 ] [ 編集 ]

世界観まで


狂電関人さま

わ鐵はホームの待合小屋のような渋いアイテムも大切に保存していますね。
写真のは壁がちょっと黒過ぎとは思うのですが、防腐剤を塗り直した後のようで。
車両ばかりでなく、いにしえの鉄道を構成する世界観まで次の時代に残して欲しいものです。
首都圏からのアクセスが良いわ鐵や小湊は本格的な保存鉄道になり得ると思うのですが。
[ 2016/12/05 20:33 ] [ 編集 ]

風太郎様

一枚目
窓ガラスにある秋色が目を惹きます
赤の秋色の左手は線路でしょうか・・・・

二枚目
手作り感ある年を重ねた風格感じます
光を見定めての撮影 ベンチの切り取り 最高のベンチ写真です
[ 2016/12/05 21:55 ] [ 編集 ]

混然と


りらさま

線路はこの建物の前にあります。
向かい側にある駅の本屋から線路を隔ててこの待合小屋が建っているのです。
左に写っているのは内部の掲示物です。
窓の向こうにある風景、ガラスに反射した風景、内部にあるもの、いろいろな物が混然となって写りこみ、
不思議な絵になるのがこの手の写真の面白さですね。

ベンチ写真というジャンルがあるのか知りませんが、時を重ねたベンチも珍しくなりました。
被写体あっての写真ですから、ワクワクする出会いですね。
[ 2016/12/05 22:12 ] [ 編集 ]

風太郎様
やはり、待合所二号の方ですか。上神梅はオーソドックスに駅舎本屋がドンと構えておりますが、
沢入は待合所のみが対に構え、中に入ると、 タイムトンネルに入った様な気分になりますね。
C12や国鉄キハが目の前をゆっくりと通り過ぎて、ホームに止まる光景が浮かぶ様です。
裏手の散策公園は過剰整備でありますが、風太郎様が撮影されると、
上手く木々の色彩が調和され、不思議な雰囲気になるのに驚きました。
[ 2016/12/05 22:57 ] [ 編集 ]

いにしえの賑わい


hmdさま

沢入には待合小屋が上下ホームに一か所づつありますね。
特に上りホーム側は本屋がすぐ脇にあるのにと思いますが。
想像以上に賑わいがあった駅だったのでしょう。格子窓の向こう、確かにいにしえの情景が浮かぶ気がします。
写真は望遠レンズのマジックですね。
格子が写真の主役ですから浅いピントは格子にだけ合っていればよく、
煩雑なバックはぼかしてしまえば実際以上に色も強調されますし。
[ 2016/12/05 23:39 ] [ 編集 ]

こんにちは

表面が歪んでるガラスの窓
昔の窓は貴重なこと ずいぶん前のブラタモリで言ってました
いつまでもそこにある証拠 みんな大切にしているんですねえ

昔からそこにあって そこにたたずんでいて 大切にされていたものには
おっしゃるとおり心穏やかにするものがあります そこに在り続ける安心感 

数字に表れてこない、そこに昔から在ってあり続けているものに感じる安心感平穏さがいかに重要であるか
それを口にしたら「そんな甘っちょろいこと」「そんな感情論」といわれる昨今(;^ω^)
でも とても大事なことなのだけど と ちょっと苦笑い

はなしにはきくわたらせ  木の椅子がとても懐かしいです 行ってみたいなあ
[ 2016/12/06 16:56 ] [ 編集 ]

立ち位置


Jamさま

古いものはただ古いから価値があるのではなく、それが人から人へ受け継がれ守られてきた歴史が沈殿しているから尊いのだと思います。
そういったモノは侵すべからずのオーラを放って、不心得者を寄せ付けないのでしょう。
歴史を学ぶ事の意味は、それが現在の自分の立ち位置を確認させるから。
古いものは、便利さと引き換えに我々が失ってしまったものを黙して教えてくれる証人なのでは。
奉るべきは神社仏閣ばかりではありません。この国の民の、文化の深度が試されていますね。
[ 2016/12/06 19:57 ] [ 編集 ]

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