寒波襲来 只見線   その3    観光資源

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    只見線 早戸   2017年1月







最近では早戸温泉「つるの湯」が只見線訪問の楽しみとなっている。

地元が運営する日帰り温泉なのだが、自炊棟を備えていて一応宿泊も出来る。

ここの良さは何と言っても泉質で、正真正銘の源泉掛け流し、ナトリウム泉でもともと湧出部では無色透明ながら

空気に触れると一気に酸化するのか茶色を帯びる辺りに温泉の「鮮度」を感じるところだ。

よく温まる湯で、吹雪に荒れる露天風呂だってじっくり体を温めてから飛び出せば全然平気である。


もともとあった温泉旅館が閉められてからも相応の投資も含め大切に守り育てられてきた湯は、

そこらの「スーパー銭湯」なんぞとは次元が異なる地元の宝である。

いやこれを只見線の観光資源にしない手はあるまい。早戸駅は目の前なのだ。








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   早戸温泉 つるの湯







只見線は温泉街道でもある。この他にも宮下、柳津、西山、不通区間にだって湯倉、大塩、滝沢といった素朴な味わいを残した湯がある。

雪深い山の湯の情緒は世界を相手に出来るはず。

下の写真、早戸温泉の川向うに霞む「三更集落」は先日NHKの「新日本風土記」に出ていた。

度重なる災害に集落全部の移転を余儀なくされつつも只見川の川辺を離れなかった人々が、

かつてあった素朴な渡し舟を観光用に復活させようと立ち上がる様子が紹介されていた。

只見線、本当に復活するなら観光は大きなキーになるに違いない。

つまらない媚びではなく、これまで守り育ててきた「資源」のありのままに自信を持って次の時代を拓いて欲しいと思う。








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「風太郎の1980年田舎列車の旅」

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[ 2017/01/28 19:39 ] 最近の旅 東北 | TB(0) | CM(8)

ご無沙汰してます

つるの湯で雪見とは洒落てますね。
自炊棟の留守番のじいさま、お元気でしたか。
(このじいさまもつるの湯出資者の一人です)
炊事場の10円を入れるガス台がなんとも秀逸で、余ったガスを
次の自炊客に譲る昔ながらの光景・・・。

宮下温泉栄光館も、「ふるさと荘」の経営委託も受けて、健闘してますよ。
[ 2017/01/28 22:12 ] [ 編集 ]

地元資本


マイオさま

こちらこそご無沙汰です。
雪見とはいってもご存知の通りの夜討ち朝駆け、風呂に浸かったのも閉館ギリギリだったりしますが、冷えた体へのご褒美ですね。
留守番のじいさまはご健在ですよ。さすがはマイオさんのご一行、早戸温泉の常連と見ました。
地元資本が健気に頑張っているのはよく分かりますし、少しでも地元にカネを落とそうというささやかな志でもあります。
[ 2017/01/28 22:47 ] [ 編集 ]

路線維持

こんばんは。

只見線の復旧は嬉しい限りですが、どの様に線路を維持していくのかはやはり気になります。
まぁ、観光資源はたくさんあるので上手く活用していくのかなと思いますが。
それで地域が活性して「只見線残して良かったなぁ」ってなれば良いのですがね。
あと、「J・POWER貨物なんかも走らないかなぁ」と思ったりして…
[ 2017/01/28 23:27 ] [ 編集 ]

鉄道の可能性


いぬばしりさま

外国人は日本人以上に本物を見極める目を持っていますからね。
インバウンドを含めこの会津の山里にはまだまだ資源が眠っていると思うのです。
「J・POWER貨物」、そうです浚渫列車です。あの水害の元凶は土砂の堆積と言われていますから。
会津川口の向かいの川で細々とやっているのですが、ちっぽけな台船でトロトロ運び出すを見れば、
鉄道の可能性を感じてしまいます。DE10の重連でも走ればそれはまた沿線の人出が凄そうですが。
[ 2017/01/29 00:44 ] [ 編集 ]

J・POWER貨物

風太郎さま

いぬばしりさまの、浚渫土輸送良いじゃないですか!?
かつて、さいたま新都心の残土輸送や中部国際空港の埋め立て土輸送にも
貨物列車は多大な威力を発揮しましたからね。
J社(開発の付く方ですよ)お金は持ってるようです。
温泉資源もいいのですが、電関人は地酒に一票(爆)
[ 2017/01/29 10:04 ] [ 編集 ]

国家的プロジェクト


狂電関人さま

「人災」がまことしやかに囁かれるあの大水害に対し、JRが電力会社に何の補償も求めない所に政治的思惑を感じてしまうのですが、
法的責任論はともかく、国土保全の大義もあれば目減りしているはずの水力発電の効率UPにも繋がるはず。
土砂は磐越西線経由で東北の被災地復興にも役立つのでは。
国家的プロジェクトとしてまともなダムに復活させてもらいたいですし、趣味的な余録があればなお良しで。
風太郎は日本酒の趣味はあまりないので忘れていましたが、そうそうそれもありましたね。利き酒列車とか?
[ 2017/01/29 10:30 ] [ 編集 ]

風太郎様

一枚目
陸橋の上を走行する只見線・・・・運転されている方は緊張されるでしょうね
拝見しているだけでも 緊張します

二枚目
橙色の明かりは心をも温かくしてくれますね
昨今は 外国の方々の方が色々な場所に行っています
この地への温泉も賑わうことがあるといいですね
[ 2017/01/29 18:24 ] [ 編集 ]

コンテンツ


りらさま

鉄橋の下は「川」ですからもっと怖いと思いますが、まず落っこちる事は無いのが鉄道の不思議なところです。
外国人観光客対応と言えば妙に構えてしまいますが、郷に従えという態度で充分だと思うのです。
媚びることなく守り育てたコンテンツに自信を持って堂々とプレゼンテーションすれば、お客は向こうからやってきます。
只見線自体だって雪の少ない国の人から見たらこんなに魅力的なコンテンツはないですよね。
[ 2017/01/29 19:29 ] [ 編集 ]

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