「D」の記憶   その7     落陽

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   烏山線 小塙   2017年1月







冬の陽は大きく傾いて家路へと誘う。

築堤をゆく列車は最後の光を受けて返した。







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    小塙



















( 写真展漫遊録 )



津軽b



なにより風太郎としては撮影年代に吸い寄せられる。

1984-1988 と来れば「たまゆら」ともろに被るし、同じような土地を撮っている訳だし。

武者絵の凧揚げ、軍鶏の闘鶏、小さな学校の卒業式、そして駅。

今となっては消え失せた風景なのかもしれないが、忍び寄る「地方」の喪失を写真の片隅に見る感じは、

やはり同時代の同じ地域を共に体感した人間のバイアスも掛かっているのだろうか。

かつて北井一夫さんが津軽を撮ったのはこの十年前。「ひと昔」の間に世は移ろう。

しかしその後にやってくる十年の激変に比べれば。

時代の狭間なのか、終焉なのか、微妙なこの時代の立ち位置を改めて。

リコーイメージングスクエアで13日まで。







HPはこちら  
「風太郎の1980年田舎列車の旅」

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[ 2017/03/05 19:16 ] 最近の旅 関東 | TB(0) | CM(4)

風太郎 様

一枚目
曲線の魅力・・・迫力ある構図の中 学生たちの帰宅模様
素晴らしい表現だといつもながら感嘆しています

二枚目
洛陽の列車への輝き・・・この日 この一瞬だけの一期一会ですね だからこそ大事に拝見させて頂きます
[ 2017/03/05 20:34 ] [ 編集 ]

我ここに在りき


りらさま

夕陽の反射は狙ったのですが、これ程のギラリになるとは想像もしませんでした。
こんなのは初めてです。多分光軸がドンピシャに一致した偶然の産物だろうと思いますが、
引退する車両が、我ここに在りきとその存在を最後にアピールしたように思えてなりません。
[ 2017/03/05 21:09 ] [ 編集 ]

走る車体に光が宿る
貴重な一瞬が切り取られているように感じます。

辛抱と瞬発力が必要な一枚なのでしょうか
[ 2017/03/16 18:04 ] [ 編集 ]

狙えるんです


凛佐さま

お久しぶりです。こういう写真は辛抱や瞬発力が無くとも狙えるんですよ。
朝夕の高度の低い太陽と通過する車両を結ぶ直線に対し、ある角度(90度前後)を作るようにカメラの光軸を合わせればギラリです。
その時間の通過時刻にカメラを向けて待てば良し、レリーズはバシャバシャ連写すれば当たりますから。
凛佐さんも日頃から太陽の反射の仕方を観察していればその場に立つのは簡単ですよ。

とはいえこんな光り方は私も初めてです。びっくりしました。普通はもっと鈍い反射になるのですが。
計算し尽くせない意外性も写真の面白さです。
[ 2017/03/16 21:44 ] [ 編集 ]

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