五能追想  その5    ヨンマル

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   五能線 陸奥岩崎   2018年1月








その昔の五能線は。


天丼風に言えば、

DE10が牽く雑形客車列車が「松」。

キハ22だったら「竹」。

そしてキハ40ときたら「梅」。


何だ「梅」かあ、とガックリする対象だったヨンマルも、長年の潮風に洗われてなかなかいい顔になった。

巻き上げる鉄粉は突起の周囲の落ちにくいところに溜まるし、それはすぐに錆びて模型のウェザリングさながらの趣になる。

車番を追い回すような趣味は無いが、30年以上前に撮った写真の辛うじて車番が確認できる車両は今も生き残っているのか。

調べてみたら皆廃車か転属しているようだが、最後の写真「530」は五能色に塗られて健在らしく。

今回何処かで相まみえたのか定かで無いが、もし出会っていたなら。

よおお、お互いあれから随分歳を取ったな、お役目もあと少しだなと、ポンとボディを叩いてみたかった。








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   岩館


五能線 冬の驫木駅3 1986年12月31日 X970 AdobeRGB16bit 原版take1b

  驫木   1986年


修正A3 五能線 大戸瀬駅のホーム降車客1 1983年2月 日 16bitAdobeRGB原版 take1b

  大戸瀬   1983年







HPはこちら  
「風太郎の1980年田舎列車の旅」

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[ 2018/01/30 19:43 ] 最近の旅 東北 | TB(0) | CM(8)

年季

こんばんは。

個人的に白い車両は没個性的で好きではないのですが、国鉄型の気動車だけは
時が経つと汚れでエッジが立って、とても画になりますね。
一枚目のお写真も「ザ・国鉄型」って感じですもの(笑)

それに引き換え今の車両は平面で、画的にもなかなか面白くなく、
今度入る新型気動車も、面白みのないモノなんでしょうね…
[ 2018/01/30 21:50 ] [ 編集 ]

人と機械


いぬばしりさま

松であれ梅であれ人の手で大切にされて長い歳月を重ねた「道具」には、
例え冷たい鉄の塊であったとしてもそこに温もりが宿り、愛おしさが加わるような気がします。
それこそが人と機械の美しい関係性だと思うのですが。

「新型」もやがて歳月と共にそんな趣を纏うのでしょうか。それは良く分かりません。
使い捨てとは言わないまでも、あまり長くない期間で車ごと取り替えるのが合理的、のような前提があるとしたら、
人と機械の冷たい関係は避けられないのだろうと思います。
[ 2018/01/30 22:30 ] [ 編集 ]

風太郎様

一枚目
まるで草の中 レールのないところを走行しているかのようですね
日本海が見える・・・鉄道標識が海を見ている・・・・車輌の錆びがたまりませんね

二枚目
ホームにいる方を見守る鉄度員の方・・・やはり心に迫るものがあります

三枚目
好きです この光景・・・狭いホーム・・・五能線と海との間も狭いこと・・・地形に沿っての線路が好きです

四枚目
1983年・・・・五能線の姿ですね・・・その当時の女性の服装ですね
かなりお洒落な方ですね・・・遠方までお出かけしての帰宅時でしょうか・・・外出着のように見えます・・・マフラーはこの時代寒さよけと共にお洒落を演出してもいたのでしょうね
[ 2018/01/31 20:32 ] [ 編集 ]

同じ車両 同じレール


りらさま

同じ車両が同じレールの上を淡々と30年以上走り続けている、
その事実は現代において結構奇跡に近い事かもしれません。
運ぶべき人があまりにも少なくなった事だけが明らかな違いなのですが。

海辺は山中に比べれば同じ田舎でもいくらか開放的で、
服装もちょっと小洒落ていたような気がします。
マフラーというかスカーフは冬の寒風から肌を守る、
津軽女性の伝統的な冬の正装でした。
[ 2018/01/31 21:42 ] [ 編集 ]

地域色

車両も長年走り続けると、その路線の顔付になってくるものです。
厳しい潮風のせいでしょうか。五能線のキハはどうしても海線の顔になります。
大戸瀬の写真のように、そこにその土地の風土から来る特徴ある風体の方々が現れる。
そんな眺めが、旅をする楽しみであり、写真を撮ろうと思う一つの動機になるのでしょう。
人も車両も駅も、全国均一になってしまえば、旅する意味は色褪せます。
それぞれの地方が、それらしい地域色を失って欲しくないものです。
[ 2018/01/31 23:38 ] [ 編集 ]

民の風土


こあらまさま

南の人が北の人より開放的、海辺の民より山の民の方が閉鎖的、と、
これは先入観や刷り込まれたイメージでは無くて、実際に訪ねてその生活圏内に踏み込めば実感したもの。
その土地の風土や暮らしが作り上げた気質のようなものは確かにありました。
鉄道だって古くは九州の罐と北海道の罐は形以前にボイラーの色が違ったと。(庫内手が使う磨き材の違いだったようですね)
それもこれも小さな国土に実に多様な文化が存在した証しなのでしょう。
仰る通り、そんな民の仕草振る舞いに宿った風土を感じたくてカメラの旅は続いたのかもしれません。

津軽女性のスカーフは特に60代以下位は絶滅したような。
昔から少し若めの人は敬遠していたようですから、世代がひとつ回ったという事なのでしょう。


[ 2018/02/01 00:31 ] [ 編集 ]

ロートル

風太郎さま

設計ミスというスネ傷を持つ車。
だからこそかわいいのですよ!

エンジン出力が足りず、韋駄天走りができずだから
きついダイヤに乗っかれない。

重いから風に強いと重宝されたのもそろそろ体力の限界、
我が青春の国鉄型は永遠に不滅です。
それでいいんたい!(激爆)
[ 2018/02/01 07:59 ] [ 編集 ]

止めない止まらない


狂電関人さま

日高本線で一度は駆逐したヤワな気動車を、再び追い返したのはこの車の勲章でしょうね。
只見線とか豪雪にその重量で勝つような車両がまだまだ必要と思うのですが。
鉄道を止めない止まらない、生活輸送を担うべき「仕様」ですね。
[ 2018/02/01 20:10 ] [ 編集 ]

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