只見線 十色の春来たり。 その8    ゲートは何処

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  只見線 只見   2018年4月







新潟県に抜ける国道252号線は冬季閉鎖、開通は例年GW直前で、冬の峠道は人跡絶えた幽境ともいうべき場所。

既に国道上は一片の雪も無いながら、時折雪崩らしき轟音も響くとあってはゲートは固く閉ざされているはず。

せいぜい田子倉ダムの堰堤上辺りで止められるだろ、でも行けるところまで行ってみるかと。

ところが何処まで行ってもゲートが無いぞ、何処まで行けるんだあ、と車を走らせた末に。

残雪の浅草岳を望むお立ち台でゲートは閉まっていた。


正直ここまで来れるとは全く想定していなかったし、別段撮り鉄向けに気を利かせた訳でも無かろうが、ごっつあんと言う他ない。

青空に映える残雪の山々、芽吹き始めたブナ林、雪解け水を集めたせせらぎ。

この時期に此処でしか見られないものを目の当たりにしては急遽予定変更は当然であろうが、

名うての超閑散区間、それから5時間粘って一往復はやれやれだ。

まあ日頃キリキリ時間に追われている身からすれば、これもまた命の洗濯。

雪解け水が更に磨いた山の空気が、ゆっくりと体に満ちていく。







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「風太郎の1980年田舎列車の旅」

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[ 2018/05/22 21:15 ] 最近の旅 東北 | TB(0) | CM(2)

風太郎様

景観写真としても見ごたえがありました
山の頂は現在も白を鮮明に残しています
雪解け水の一部はその山頂から流れ行ったものであるかと思います
一滴の水が流れ落ちていく内に滝ともなり川に注ぎ それが雪解け水となっていくのかと思う時
自然の摂理を思います
世界中で一番水に恵まれた日本・・・お写真によってそれをあらためて思いました
この自然に恵まれた景観の中走行する只見線・・・・5時間粘って一往復の価値は充分にありましたね
[ 2018/05/23 19:40 ] [ 編集 ]

水の輪廻


りらさま

4月下旬になってもご覧の通りなのはこの土地の雪深さがよく分かりますね。
「水に恵まれた日本」、その通りですね。
雪が降ってやがて融け、水に還って流れ下った後、再び空に戻る。
水の輪廻を感じられる風景、その只中を切り拓いて作られた鉄道。
失うにはあまりに勿体ない財産と思いますねえ。
[ 2018/05/23 21:29 ] [ 編集 ]

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