ミンガラーバ!  その13   子供たち 若者たち

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ミャンマーは日本の二倍の国土に約5000万人の人口というが、

これは調査がある毎に1000万単位で誤差が出るようだから実際のところどうなのか分かったものではない。

かようにいい加減な統計ではあるが一応信用するならば。

その人口ピラミッドを見れば驚く。日本と正反対なのだ。

ピークは10歳代、次が20歳代、その次が10歳未満。

日本での高齢者、65歳以上の比率は僅か5%程。もっともこれは平均寿命が66歳という、

医療水準の問題か、あるいは人種的なものなのか早逝する人が多い事も影響している。


若い国である。

都市にも農村にも若者や子供が溢れ、屈託ない笑顔には癒される。






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オレを撮れとうるさい兄ちゃん。 これが決め顔らしい。



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大昔から国中にある「お寺」が教育機関の役割を果たしてきたという歴史もあり、

識字率を始めミャンマーの基礎教育水準は結構高いと聞く。

しかしそれも義務教育の小学校までで、中学・高校の就学率はそれぞれ60%、30%程度でしかなく、

溢れる子供に行政が追い付いていないのが現実である。


学校の制服は小学校から高校辺りまで白いシャツに緑のボトムで統一されているようだ。

男の子は素っ気ない規格品が多いが女の子は少し小洒落たデザインになっていたりして、その程度のアレンジは認めているらしい。

この配色はガキ臭え象徴なのか、コスプレになってしまうのか、大人が着ているのはあまり見ない。

いずれにしても子沢山のミャンマー家庭で制服代も馬鹿にならないだろうと思うのだが、この程度の服ならごく安価なのだろう。

「アルマーニの制服で無ければアイデンティティを表現出来ない」 何処かの小学校は、実は物凄く貧しいのかも知れない。





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若さは希望でもあるが、貧しさは彼らに重い荷を背負わせてもいるようだ。

資本のピラミッドの最下層に蠢く児童労働の翳は、この国の暗部のひとつでもある。

「子供が働かなければ家計を維持できない家庭があるのが現実だ。この国は例え子供でも労働力を必要としている。

過重労働と言うなら然るべき法規制があれば良い。」というのが当局の見解らしく。




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意外な事に若い人の携帯電話普及率は高い。

固定電話網さえ大都市を別にすれば心許ない状況だったはずだが、時代を一足飛びに超えてしまったか。

むしろ携帯電話の方がインフラ整備に要する費用も時間も少ないのは確かだろう。

二頭立ての牛車をパカパカ操るお姉さんがスマホ運転は、広告看板が喧伝する「4G LTE 高速通信仕様」なのだろうか。

不思議な不思議な社会である。

日本でさえ頭を抱える高額通信費は一体どうなっているんだろう、というのが更に謎なところ。 

富める者と貧しい者との格差は此処にもあるという事か。

それとも普及を目的とした国策価格にでもなっているんだろうか。






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リクエストにわざわざ変顔で応える悪ガキは何処の国も変わらない。 

いやかつてファインダーの向こうで屈託なかった、日本の悪ガキ達は何処へ消えたのだろう。




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[ 2018/08/23 20:12 ] 海外写真 | TB(0) | CM(0)

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