道東紀行 その5   「冬の湿原号」を撮る

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釧網本線  塘路   2012年2月



この時期、釧網本線の釧路~標茶間にはC11牽引による「冬の湿原号」が定期運行している。

大湿原のシーナリーも悪くないから、全国から鉄ちゃんが集まる。

ところが。前にも書いたが風太郎はこの手の復活蒸気やイベント列車が苦手である。

「湿原号」が走るのは昼間のベタ光線の時間帯だし、過密スケジュールの中で場所移動にあてたい。

本当の本当の話、眼前にある「湿原号」の撮影を一切パスするという計画もあったのだ。

しかしこの時期の釧網本線に行ってコイツをパスしたとあっては超変人扱いされるし、

それも癪なので一応、撮ることにする。(^_^;)



鶴居村で鶴撮った後、釧路湿原を突っ切って塘路周辺に到着する。ここらは湿原観光の中心地で、

コッタロ、サルボ、サルルンなど立派な観光展望台が林立し、そのまま釧網本線のお立ち台に

なっているが、それらはSL通過時刻になれば三脚で埋まりロクに撮れないと聞いていたし、

もとよりロングで撮るつもりも無く。どうせならSL自体の迫力を真近に感じられる線路際に

へばりつくことしか考えなかった。

塘路を出て暫く先の踏切脇で待つ。冬の日はもともと高度が低いから半逆光ぽい。

ブツクサ言っていてもカメラを持つとそれなりに拘りが出てしまうのが写真撮りの性で、

露出を目一杯切り詰めてSLの「重み」を出し、その分シャッタースピードを1/2000まで上げ、

手持ちでロッドや飛び散る雪片を止めようという算段。


塘路発車の汽笛が湿原に響き渡るや、凄まじい煙と共にC11が迫る。この煙は何だ。

平らな線路だし、スカな煙しか無いものと思い込んでいた風太郎は大いにたまげる。

また半逆光のため、透過光に浮かぶ爆煙はなんとも美しい。

露出を切り詰めていたので煙のハイライトも飛ばずに済んだ。

望遠連写でボイラーから足回りをナメた後、振り向きざまにパシャパシャ。



まあ、これで変人扱いされずに済むっしょ。でもあの「透過光に浮かぶ煙」には萌えたな。

ちょっと気持ちがぐらつくが初志貫徹。「返し」の湿原号はパスして車を飛ばし、「次」に移動だ。



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[ 2012/02/11 18:00 ] 最近の旅 北海道 | TB(0) | CM(0)

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