道東紀行 その8   明けゆく釧路湿原

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釧網本線  塘路   2012年2月



旅も3日目の朝5時、釧路市内のホテル出発。塘路方面に車を走らす。

すぐに真っ暗な釧路湿原の中心に出る。

魑魅魍魎が躍るようなこんな時間に蠢いているのはエゾシカか、酔狂な鉄ちゃん位のものだ。

湿原を横切る道は、実際エゾシカの群れが堂々と道を塞いでいるので追い立てながら走る。

ハイビームにしていても突然現れるし、シカと激突はゴメンだから気を遣う。

もう、サファリパークだな。



登ったのは昨日ロケハン済みの「コッタロ湿原展望台」。釧路湿原にはたくさん展望台が

あるものの、吟味の結果、最もピピッと来たのがココ。

6時近くになると、大湿原を見下ろす空が紅く染まり、気温の上昇と共に、湿原のそこかし

こから薄いもやが立ち上るのが見える。湿原の目覚め。

釧網本線は結構離れたところを走っているため、よく見ないと何処が線路かも判別出来な

いほど。300mmクラスの望遠でも豆粒のような写りになるが、大自然を前に人の営みの小

ささを感じる様な写真にしたいと思う。



始発列車の通過時間が迫る。音など聞こえないから絶対に逃さないよう線路を見つめる。

やがてやってきたキハはそれこそ音もなく、黎明の空気の中を渡っていった。

いや、鉄橋の響きがかすかに聞こえた気がしたのは、静寂の深さゆえか。

キハはこういう時、SLの煙のように排気煙を噴き上げると聞いていたので、ちょっと期待

していたのだが、寒さが足りなかったか。それでも-14℃だけど。


彼方に次のキハが。今度は引っ張って1枚。



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[ 2012/02/15 22:32 ] 最近の旅 北海道 | TB(0) | CM(2)

大地の息吹

風太郎さま

真冬の北の大地は、やっぱ良いですね。

実は、北海道の復活蒸気どころか北海道鉄は

実質0(ゼロ)です。
[ 2012/02/19 11:21 ] [ 編集 ]

北海道

国破れて山河あり、というか、今回の旅では
走る車両はともかく、昔と変わらぬ北海道の
大自然を感じる事が出来ました。

まだまだいけます。
実質0とは勿体ない。行ってくださいよう。
[ 2012/02/19 12:07 ] [ 編集 ]

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