鉄道の町 山北  その3

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      山北町  2012年2月      スナック街の裏手


町を歩く。一応駅前の繁華街というところだが、20分もあれば一周できてしまう。

期待した「鉄道の匂い」を感じる遺構は無い。全く無い。

「山北機関区」はあまりに遠すぎる歴史の彼方にあるようだ。


浅い眠りから覚めない様な町。

しかし衰退する田舎によくある、と一括りにされる事をどこかで拒むように、かつて

大勢の人々がここに生活を紡ぎ、また身の丈程の享楽に興じた痕跡は、かすかな残り香

のように町の片隅に漂って、つい呼び止められるのだ。


荒廃しつつあるが、造りは堅固な建物に身を寄せ合うスナック。今は田舎でも見かけ

なくなった、八百屋、肉屋、魚屋が軒を並べて客を待つ一角。


「鉄道の町」は、はるか遠い所へ行ってしまったが、かすかな記憶の迷宮を彷徨うように、

「その後」の長い長い歳月をこの町は生きてきたのかも知れない。



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2012年3月17日、御殿場線山北駅、無人化。

町のさらなる衰退を恐れた山北町は、乗車券の簡易委託販売のスタッフを常駐させ、

「無人」ではない山北駅をアピールするという。




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[ 2012/03/15 22:11 ] 最近の旅 関東 | TB(0) | CM(0)

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