ミャンマー ・ レイルサイドストーリー  その33   線路際横丁の夕日 ④

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  マダヤ線沿線  2019年8月





線路の先に男達が集まって何かやっている。






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ヨイトマケとは恐れ入った。

カアチャンの為ならエンヤコラ、もひとつおまけにエンヤコラ。

線路の脇に古レールを柵みたいに打ち込んでいる。 おいおい無粋な金網なんか張らないだろうね。 心配になる。

いい加減な打ち込み方は緻密な工作が控えているようにも見えないので、単なる車両限界目印ならいいのだが。





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脚立何ぞ要らん、とワールドカップ並みの身体能力だ。



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働いているのは女ばかりで、男は何をしているんだろうと不思議だったのだが、こういうところにいるんですね。



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お節介好きなミャンマー人のこと、ギャラリーが集まっては 「そんなヤグラの立て方じゃあダメだ、オレならこうする。」 とうるさいのだが、

一人だけ制服を着た監督者らしき人はそんな雑音に構わず我が道をゆく。




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そうこうしているうちにオーボーだ。

今度は機関車のデッキに乗った人がまた偉そうだぞ。

肩章の線の数からいくと、部長、次長、課長、係長だろうか。 まるで財前教授の総回診 (分かるかな。) みたいだ。

しかし驚くのは 「部長」 と 「次長」 が黒革のビジネスシューズを履いている事だ。 サンダル履き以外の鉄道関係者を初めて見た。

そうしてみれば七三分けにメガネの 「次長」 は、まるで日本の通勤電車のサラリーマンそっくりだから面白い。





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陽が差すとさすがに汗まみれになる。 そろそろ徹底的な水分補給が必要だな。



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で、ホテル近くの一杯飲み屋。

例によって中生一杯70円は嬉しいが、呑兵衛専科の店らしくまともな食事が出ない。

隣にちゃんとした食事を出すレストランもあるのだが、そこは何故かビールを置いていない。 微妙な住み分けがあるのだろう。

ハシゴも面倒なので何でもいいから食べるもの無いのかいと粘ったら、

トムヤンクンみたいなのとかキノコの炒め物みたいなのとか出るがあんまり旨いものでもなく。

諦めてビールのジョッキが並ぶばかりである。

ビール目当てに毎日のように通っていたら、座っただけでジョッキが出るようになった。





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「風太郎の1980年田舎列車の旅」

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[ 2019/11/15 21:43 ] 海外写真 | TB(0) | CM(6)

 風太郎さま にこよんさんのブル-スが聴こえる様な・・・ ♪ もひとつおまけに エンヤコラ- まさかそんな掛け声ではないでしょうが・・・ 感覚はヨイトマケですねぇ。 座れば生が・・・確実に進歩しています。 グリ-ンのミャンマ-BEER瓶しか知らないなぁ
もひとつおまけは デミタスカップの濃いコ-ヒ-を飲みましたよ。
[ 2019/11/16 17:12 ] [ 編集 ]

風太郎様

脚立何ぞ要らん、とワールドカップ並みの身体能力だ。・・・・のお写真・・・ユーモラスですが人間の智慧を感じます・・・体力も感じます・・・人と人の協調と信頼も感じます
便利さと引き換えにした大事なもの・・・それを考えています
その下の男性の顔と腕の筋肉・・・・この地だからこそ撮れるポートレートですね・・・感動しました
[ 2019/11/16 17:32 ] [ 編集 ]

ヨイトマケの唄


koppel-2さま

風太郎的には美輪明宏さんの「ヨイトマケの唄」ですねえ。
数年前の紅白で歌っていましたが、長らく放送禁止だったとは驚きました。いい歌なんですがねえ。
英語は全く通じなくとも商いの心に国境は無く。生ビールの方が安くて旨いですよ。
[ 2019/11/16 18:57 ] [ 編集 ]

筋肉


りらさま

筋力も大したものならば、まだ動いている列車に飛び乗ったり飛び降りたり、身軽な俊敏さも大したものです。
筋肉と運動神経が生きる術なんでしょうねえ。ボールペンより重いものを持たないようでは人間本来の能力が退化してしまうようです。
[ 2019/11/16 19:26 ] [ 編集 ]

話を聞くと、男性は仕事が十分になく、3人に2人は無職らしいです。地方の少数民族ならばなおのこと。
(体力を使うきつい仕事はありますが、誰でもできるというわけでもないので・・・)
昔の日本も貧しかったですが、ここが大きく違う点と思います。
やはり、生活が厳しいと、女性たちは逞しいですね。
[ 2019/11/16 22:08 ] [ 編集 ]

男の立つ瀬がなく


hmdさま

そうですか。厳しい現実ですね。
経済発展に伴い最低賃金の引上げなど生活向上策はいろいろ打たれているようですが、
どうしても単純加工作業のような職種が主体で、やはり女性の方が得手なのかもしれませんね。
ますます男の立つ瀬がなく。
しかし明らかに別世界の人間もいるわけで、社会の分断にやがてこの国も直面するのだろうと思います。
[ 2019/11/16 23:47 ] [ 編集 ]

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