写真展メイキング ②  dpi

_DSC3855b.jpg






A4位の伸ばしなら何ら意識する事もないが、A0だのA1だのという大伸ばしになると避けて通れないのが「dpi」である。

以下エンスーなデジタルユーザーにとっては何を今更の話と承知の上で。


一枚の写真は「ピクセル」というデジタルデータの粒が詰め込まれて構成されており、その「密度」を表すのが「dpi」という単位。

密度が薄い写真を際限なく拡大していくと、いわゆる「ピクセルのギザギザ」がエッジの部分に表れ破綻してしまう。

その拡大許容範囲は密度を決めるカメラの画素数が多い程大きいが、プリンター出力なら現寸で「200~300dpi」を確保する必要があるとされる。

鑑賞距離が長いA0~A1でも150~200dpi。 風太郎は最低180dpi確保を基準にしている。

4500万画素を誇るD850はさすがでA1原寸でも240dpi位あって難なく基準クリアだが、A0ならdpiはその半分になってしまう。

ましてや2000万画素クラスのオリンパスだと完全にアウトである。

しかしここで救いの神は「ピクセル補完」という魔法で、ピクセルの隙間をソフトで補完してしまうというもの。

やり過ぎは画質に表れるらしいが、鑑賞距離もあってほとんど気にならない。

大伸ばしの写真展ならではの作法の勉強もあるものだ。











OM11.jpg





さてオリンパスさんとの共同事業も進行中であるから小声で言うが。

「オリンパス、カメラ事業を売却」のニュースは「寝耳にWATER」としか言いようが無い。

IRのリリースとかでその分社化スキームを斜めに読めば、風太郎もサラリーマンの端くれだから「諸事情」が透けて見えるところもあるが、

何といっても18の春に「オリンパスOM1」を手にして風太郎の長い写真人生が始まったと思えば感慨も湧いて来る。

「報道の誤解もあるようですが、製品の開発・販売は今後も続きますし、もちろん写真展は予定通りやります!」

とのお言葉も頂いているので、臆することなく準備は進めております。



写真展 「 ミンガラーバ! ~ ミャンマー・レイルサイドストーリー ~ 」


(東京展)  オリンパスギャラリー東京   2020年8月28日(金) ~ 9月2日(水)

(大阪展)  オリンパスギャラリー大阪   2020年9月18日(金) ~ 9月23日(水)




HPはこちら  

「風太郎の1980年田舎列車の旅」

Copyright © 2020 風太郎のPな日々 All rights reserved


「ブログ村」に参加しました。ご訪問の際はポチしていただけると励みになります!
 ↓
にほんブログ村 鉄道ブログ ローカル線へ
にほんブログ村
スポンサーサイト



[ 2020/06/29 20:49 ] 写真展 | TB(0) | CM(6)

拡大プリント

なるほど、デジタル画像を大伸ばしするとそういう問題が起きてくるのですね。
photoshopCCの2017リリースからそれらの問題を解決してくれる手法が使えるようになり大いに助かりますね。
実は私も今年「視点」に応募した画像で、葦焼きの1枚がHDDの故障で残っておらず、
もっと以前のものならいろいろあるのですが、どうしても無くした1枚が使いたくて
ブログに残っていた長辺1000ピクセルJPEG画像を5000ピクセルに拡大してプリントしてみました。
かなり無謀だと思ったのですが、A4サイズだと全然不自然さは無かったのでそれで応募して無事選考は通りました。
展示はA3になるのでどうかなと思っていたのですが幸い(?)今年は写真展が中止になったので
ある意味胸をなで下ろしています。
[ 2020/06/30 02:25 ] [ 編集 ]

オリンパス

キャノンからオリンパスへの機材変更を進めていた途上での「分社化」ニュースはショック大でした。

しかし、写真展パートナーである風太郎さんもまた寝耳に水でしたか。
事業部まるごと切り出し(業界用語でCarve-outと称します)ですから、
継続事業や開発はやりますよ~という声は聞こえてきますが。

引受け手のJIPはVAIOの実績があるのが期待したいところですね。
[ 2020/06/30 10:42 ] [ 編集 ]

風太郎様

何といっても18の春に「オリンパスOM1」を手にして風太郎の長い写真人生が始まったと思えば感慨も湧いて来る。・・・・
その折のカメラを思われるお写真を拝見して感慨深いものがあります
写真展の成功を信じています
とても嬉しく思っています

[ 2020/06/30 16:05 ] [ 編集 ]

大胆ですね


はせがわさま

そうですか、しかしweb上の写真をA3とはなかなか大胆ですね。
でもA4で違和感が無いのならA3でも行けちゃうかも知れませんね。
ピクセル補完もなかなか侮れないようで。

銀塩時代は粒子が砂嵐のような写真ももてはやされていた訳ですから、
画質云々細かい事は写真の本質とは関係無しと言い切った者勝ちかも。
[ 2020/06/30 21:55 ] [ 編集 ]

カメラ屋技術


マイオさま

minolta⇒SONY PENTAX⇒RICOH と見ればカメラ屋技術というのは資本の論理とは別にしぶといDNAなのかもしれません。
ただファンドが一枚噛んだ事で基本的にウエットなカメラ屋技術とどういう化学反応を起こすのか。黙って見てるより仕方ありませんが。
[ 2020/06/30 22:03 ] [ 編集 ]

時を隔てて


りらさま

40年の時を隔ててオリンパスブランドもその中身は大きく変わった訳ですが、
撮ってる写真の本質はあまり変わっていないと思うのです。
写真展を見ただけではその繋がりが分からないと思うのですが、
長い間ブログにお付き合い頂いてるりらさんなら分かっていただけるかなと思っています。
[ 2020/06/30 22:12 ] [ 編集 ]

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://futaro1980.blog.fc2.com/tb.php/1937-0817920f