
「怪しい夜の大阪」探訪にあたり、写真展に来場された拙ブログの読者にも積極的に取材した。
むっちゃ怪しいトコ頼むわ、と聞いたところ、「新今宮から阪堺電車沿いに歩くとむっちゃ怪しい。駅に住んでる人もおる。」
そりゃあソソられるのお、しかしソコはいわゆる「西成あいりん地区」じゃないかーい。 東京もんでも知ってるで。
くだんのオリンパス大阪通に聞いたら、いやアソコはそんなに怖くないとの事。
いずれにしても行ったことは無いので怖いか怖くないか確かめんと。

阪堺電車が行き交う通り沿い、暗がりに路上宴会は各所で行われている。 ネイティブな関西弁が乱れ飛ぶのもならではか。
それでも「ゴルァ、なにメンチ切ってんじゃ、ボケェ!」というおっちゃんはいないし、想像したほど怪しくも無い。
いや本当の怪しさは目には見えないんだよ。こころで見なくちゃ。 (星の王子さま)
「駅に住んでる人」はとうの昔に「浄化」されたのか。 拍子抜けしていたらありましたね、怪しい店が。
線路ガード脇のホルモン焼屋、店構えといい、道路まで溢れた「客層」といい、臭いといい、イマジネーションぴったりだったのだが、
写真に撮らなかったのはヘタレとも言うが君子危うきに近寄らずとも言う。

さらに天下茶屋方面に向かうと普通の住宅地である。
札幌なんぞより余程強烈なオーラを発する「時計台」は、町工場のおっちゃんの作品か。
ちなみに時計の針は極めて正確である。



夜の底を蠢く阪堺電車。

ただ撮り逃げではバチが当たりそうなので、風太郎もお賽銭を投げてゴルァなおっちゃんが出ないよう拝みました。
※イメージです
ちなみに「危険度MAX」の飛田新地はすぐご近所です。 しっかりカメラをしまってぐるりと巡回。
これはまあ・・・「ご町内対抗コスプレ祭り」ですな。
「ミニスカポリス」や「ナース」は予定調和的だが、大きなリボンの「魔女の宅急便」はなかなか意表を突く。
「青春通り」「メイン通り」だけ見て、より闇が深いと後で知った「妖怪通り」を見なかったのは不覚。
あまりグズグズしていると「兄ちゃん、早よ決めーなー。」と、やり手ババアの先制ジャブが飛びそうなので退散。
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こんばんは。
大阪の怪しいところもいろいろ探索されたのですね。
怪しいところでも基本的には優しい人が多いので
「危険」な目にあうことは少ないかと思います。
昼間(より夕方かな・・・)の方が「危険」な人に出会う確率は高いかもしれません。
鹿島田みゆきさま
どのみち「おのぼりさん」なので何が怖くて何が優しいのかもよく分からないままです。
初心者でもあるのであまり攻めていないというのもあります。
夕方は「地回り」でもあるのでしょうか。
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