
信越本線 鯨波 2020年12月
時の宰相田中角栄かく語りき。
「上越国境、三国峠の山々を全て削り取ってしまえば新潟に雪は降らない。 」
「そこで出た土砂を何処に持っていくのかって? 心配は要りません。 それで日本海を埋め立てれば佐渡は地続きになる。」

ワイン 「越山 田中角栄」です。 目白の田中御殿近く、田中真紀子プロデュースのイタリアンレストランで購入。
真紀子さんご自身から 「はい、ありがとねっ。」 と受け取ったもの。 正月のお屠蘇代わりにいただきました。
結局佐渡は地続きにはならなかったが、大陸から押し寄せる荒波に対してそれは天然の防波堤になっており、
新潟の海岸線においてこの辺りは比較的波高が高くならないようだ。 それでも鉄の道は逆巻く波に洗われながら伸びている。


これらの車両がどれだけ有難いか知らないが、走ってくると風景が急に軽くなる気がするのはどうしてくれよう。
あら間違って中央線通勤快速が走って来ましたか、という風情だもの。
鉄道の比重を下げれば下げるほど重みを増す風景。

笠島
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こんにちは。
数年前撮影した時はまだ国鉄型ばかりでしたが、
その後一気に車両が入れ替わり魅力的な被写体は皆無になりましたね。
でもお写真を拝見すればそんな事も杞憂で、変わらぬ情景は撮影心を刺激しますね。
荒波の日本海、画になります。
いぬばしりさま
何しろ大幹線の車両などとんと興味が無いものでノーチェックでしたが、
きれいに一掃された現実を目の当たりにすれば、その軽きに泣きて三歩あゆまず。
まあそんな事だろうとは想定していたので全てロングショットと思っていたのですが、五能以上の波打ち際につい。
でも日本海の荒れ様は此処までたどり着いた甲斐がありました。
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