写真展7日目  ピュア

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村立おといねっぷ美術工芸高校は、生徒総数約120名のごく小さな学校なので、何度か学校を訪ねれば、

生徒の顔も何となく分かるし、ごくプライベートな情報も見聞きする事が多いので、一人ひとり何となく

赤の他人という感じがしないのが不思議なところでもある。


ここの生徒に圧倒的に共通するイメージは、「ピュア」。

それはごくごく単純な「幼さ」との境界が曖昧だったりするのだけれど、ピュアで無ければ、進学校へ行って、

いい大学に行って、という誰もが欲しがるコースとはある意味対極の選択をし、絵とか、ものづくりとか、

本当にしたい事を純粋に求めてこの寒村に一人でやって来ないだろう。

中学校の成績はトップクラス、周囲の反対を振り切って、という子も目立つという。


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   「夢を創造する学校」より


もちろん現実はドラマや小説とは違うから、ドロドロした生臭さもあれば、芸術家のタマゴらしいアク

の強さから人間関係のトラブルも尽きないらしいが、全寮制というある意味逃げ場が無い環境で、それら

ゴタゴタもミキサーにかけて、何となく解決してしまう術も身に着けているように見えるのは微笑ましい。


渋谷あたりに溜まっている、死んだような眼をした高校生に出会わないのは、人生のある一時期を、それ

ぞれの形でピュアに楽しんだり苦しんだりしているからだと思う。五十のおじさんからすれば眩しい限り。


知り合いになったお父さんの中には、「生まれ変わったらココに入りたい」と真顔で言う人も居たが、

風太郎は半分同感、半分躊躇するところ。なかなかピュアになりきれないところが、やはり世俗の垢に塗れ

たか、と思うところだが。


9月にはNHK札幌の長期取材による、この学校のドキュメンタリーがまず全道で、評判が良ければ全国

放送されるらしい。今から楽しみである。



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    「夢を創造する学校」より


写真展 「おといねっぷの森から」

PARTⅠ 「沈黙の冬 音威子府」  by 風太郎
PARTⅡ 「夢を創造する学校」   by I先生

特別展示 村立おといねっぷ美術工芸高校OB・OGによる絵画・造形作品

(主催)  写真展「おといねっぷの森から」実行委員会  音威子府村

(開催期間) 2012年7月22日(日)まで  10:00~19:00  (最終日17:00まで)

(場所) 東京都港区高輪区民センター 2F 展示ギャラリー
      (東京メトロ南北線 都営三田線 白金高輪駅真上)







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「風太郎の1980年田舎列車の旅」






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[ 2012/07/20 22:41 ] 音威子府 | TB(0) | CM(0)

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