抜海  笹ヤブとの死闘

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   宗谷本線  抜海    2012年8月



今日は「最北部」に出張。

言わずと知れた定番ポイントである。ところが風太郎は一度もここで撮ったことがない。

ここに来た人はほぼ100%「利尻岳」を入れた写真を狙うと思うが、ちゃんと利尻が顔を出す確率は

周知の通り異常に低く、いまいちテンションが上がらなかったというのが主な理由。

しかし、ハナから利尻を当てにしなければヨシという発想の転換を図れば、結構面白い所かも知れん

という気持ちもあって、気付けば日本海の浜辺に。


少し晴れ間が見えたり小雨がパラついたりと変な天気で、案の上利尻はダメダメであるが、それは承知の介、

風太郎はあえて海を入れず、「漠々たる北辺の丘陵地帯を縫う線路の俯瞰」を狙ったのだ。

さてそれを実現するには内陸側に回りこむ線路を見下ろす位置まで高度を稼がねばならず、地形的には

線路の背後の笹ヤブの丘をよじ登れば視界は開けそうだ。

203高地を落とせば旅順港を望めるのか、といった半信半疑な予測とアタックは俯瞰の醍醐味でもあり、

列車までの時間もあったので線路際に立つ「利尻富士」の柱の脇から勢いで突入する。


噂には聞いていた「抜海のヤブコギ」であるが、凄まじい場所である事はすぐに分かった。

笹は踏み込む程高さを増し、枝は頑丈だから足は取られる。笹は遂に首まで達して作戦続行は不可能と

判断するも、退却すらままならない凄さである。1時間近くの死闘の後、やっと生還したものの、

もはや列車通過の時間で、仕方なく線路際から撮ったのが上の写真。

その後大人しく海を見下ろす立派な踏み跡付きのお立ち台から撮ったのが下の写真。


まあ怪我の功名だが、上の写真はあまりこういうアングルは見ないので結構気に入っていたりする。

抜海の笹ヤブ恐るべし。こりゃあリベンジが必要だな、次は冬かあ、と全然懲りない風太郎である。



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[ 2012/08/28 21:40 ] 最近の旅 北海道 | TB(0) | CM(6)

最果て感が堪りません。

抜海は一度も訪れたことがないのですが、
私も最果てを感じてみたいです。
でもヤブコギ大変そうですねぇ・・・
[ 2012/08/28 23:18 ] [ 編集 ]

最果て

いぬばしり 様

こんばんは。

「最果て」はロマンチックな響きがありますが、そういう場所はヤブはもとより、

暑さ寒さ、そして夏ならヤブ蚊の大群に襲われ、ツラく、カユイ所でもあります。

北海道のワイルドな蚊には虫よけスプレーなど効きません!

それでも行ってしまう魔力があるのですが・・・。
[ 2012/08/29 00:06 ] [ 編集 ]

こんばんは。

遂に行って来られましたね。
そうなのです。だから、ここの原野は冬の撮影地でした。

2枚目のカットで、キハ54の後方に見える線路海側の丘が
比較的登り易いのです。
不思議なことに、山側の丘の方が遥かにクマザサは深かった
覚えがあります。

[ 2012/08/29 01:10 ] [ 編集 ]

抜海

wondergraphicsさま

どこへ行ったものやらと悩んだ結果、つい行っちゃいました。

海側の丘ですか、いずれにしても深入りするとアウトですね。

冬に行きます(笑)
[ 2012/08/29 21:44 ] [ 編集 ]

風太郎さん

夏にここの周辺の丘に登るのは至難の技。
かなりの猛者でもどうかな、という場所です。
一方、冬は天気がコロコロ変わりますが、丘登り
自体は極めて簡単になります。
いずれにしても、この場所は抜海と南稚内の中間
でとにかく歩くんですよね・・・。南稚内にはタクシーがいたような気がします。
[ 2012/08/29 23:05 ] [ 編集 ]

抜海の丘

マイオ 様

こんばんは。

笹ヤブ・・・。それを早く聞いておけばよかった(^^;

冬は極めて簡単とは心強い。冬景色の方がずっと好きなので、再チャレンジします。

レンタカーで行ったので楽でしたが、車の置き場所がネックではありますね。

[ 2012/08/29 23:38 ] [ 編集 ]

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