太宰治 「津軽」 を旅する  その1

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  津軽鉄道  金木  1984年



「ね、なぜ旅に出るの?」

「苦しいからさ」

「あなたの(苦しい)は、おきまりで、ちっとも信用できません」


  太宰治「津軽」より


太宰治の小説「津軽」は、太宰の故郷である津軽半島一円を訪ねた紀行小説である。

半島各地に在住する知人と酒を酌み交わし、その人となりを通して「津軽人」を明るくユーモラスに

描く反面、生地金木に近づくにつれ、彼が故郷に対し負った「業」が少しづつ露わになっていく。


風太郎がこの小説を読んだのは、高校時代に読書感想文が夏休みの宿題で出たためで、当然ながら

いやいや読み飛ばしたため、どんな感想を書いたのかさえさっぱり覚えていない。

しかしその後の写真絡みで「津軽」と縁が深くなるにつれ、本棚の背表紙が気になって来て、

青森行きの定番だった夜行急行「八甲田」車中での長い一夜の慰みに読んだりした。

この小説の世界は、やはりこの土地に実際に立ってみて初めて心に沁みる所もあるようだ。


そして太宰の旅は、津軽鉄道を辿る旅でもある。



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   津軽鉄道  ストーブ列車  1984年  



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おっと!

風太郎さま

早くもイメージトレーニングですか?(爆)

私も、そろそろ耐寒装備の点検をせねば・・・。
[ 2013/01/03 14:30 ] [ 編集 ]

というよりも

狂電関人さま

というより写真在庫のバーゲンセールという事で。

津軽は運転本数も多く、駅に集う人も多く、目一杯撮らせてもらいましたからね。
[ 2013/01/03 16:19 ] [ 編集 ]

あけましておめでとうございます。

津鉄も、実はロケハンだけして撮ってはいないのです。
78年の夏でしたか、中里まで乗って、バスに乗換え小泊村まで往き、
海を眺めた覚えがあります。
当時のメモ書きには、撮るなら冬、とあるものの
結局は往かず仕舞いで時の経つばかりです。

本年もよろしくご指導くださいませ。
[ 2013/01/03 18:08 ] [ 編集 ]

本年もよろしくお願いいたします

Wonder+Graphics さま

あけましておめでとうございます。

ご指導とは恐れ多いです。
撮りも焼きも自己流で押し通して来ましたから、これでいいのか今でも迷いは多いです。
答えは無いのかも知れませんが、きっちり仕上げられた作品、今年も参考にさせて頂きます。

津軽鉄道、確かに夏だと青田が広がるばかりで面白みのない所に映るかと思います。
冬になると風景がさらに単純化されるのですが、そのあっさり整理された風景が
写真的には強くなる訳で。

昔に比べて車両はつまらなくなりましたが、ロケーションは健在です。一度いかがですか。

[ 2013/01/03 19:37 ] [ 編集 ]

初めまして

国鉄と空のブログよりリンクをたどってお邪魔しました。
鉄道がある風景が大好きです。
行ってみたい場所、乗ってみたい列車ばかりで…。
素敵な写真がいっぱいなのでまたお邪魔させてください。突然失礼いたしました。
[ 2013/01/04 01:08 ] [ 編集 ]

初めまして

oboroさま

こんばんは。

ご覧の通り、ちょっと変わったデンシャの写真を撮っています。
デンシャはあくまでひとつのキーとしていろいろ世界を広げたいと思っています。
いろいろなジャンルの写真を撮られている方は大歓迎ですので、
感想等、お聞かせ願えれば励みになります。

よろしくお願いいたします。

[ 2013/01/04 01:33 ] [ 編集 ]

管理人のみ閲覧できます

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[ 2013/01/04 22:54 ] [ 編集 ]

鍵コメさん

鍵コメさん

それはまたびっくり。

貴重なお話を有難うございます。

その割には自然ですよねえ。
[ 2013/01/05 10:02 ] [ 編集 ]

遅まきながら・・・

本年も宜しくお願い致します。

風太郎さまの世界が凝縮されていますね。
私も、正月休みに五所川原へ行って来たのですが、
殆んどをJRに注いでしまいました。

風太郎さまも何となく、津軽に行かれる様な雰囲気・・・
楽しみにしております!
[ 2013/01/06 22:41 ] [ 編集 ]

津軽

いぬばしり さま

こんばんは。

こちらこそよろしくお願いいたします。

津軽方面は。。。行きますよお。
「大人の休日倶楽部」の4日間フリーパスを一番オトクに使おうと思ったら。。。

もうここですよね。
[ 2013/01/07 00:20 ] [ 編集 ]

風太郎 様

青森県北津軽郡にて誕生 太宰 治 
太宰治も津軽鉄道ストーブ列車に乗車したのでしょうね

最初のお写真
手前の草にさえ寂寞を感じます
その寂寞感の中に存在する 列車
太宰治の世界感 確かに感じます
自伝的小説 「津軽」
金木はまさしく 太宰の生まれ故郷です
感激しています
ご紹介して頂き有難う御座います

 

[ 2013/08/05 21:45 ] [ 編集 ]

金木

りら さま

早速ご覧いただきまして恐縮です。

太宰が生まれた金木周辺は、津軽平野と大空が茫漠と広がっいて、
少し日本離れしたような風景にまず惹かれました。

そして冬ともなればその空を陰鬱な雪雲が覆い、地吹雪は吹き荒れて、
彼が背負った息が詰まるような閉塞を、故郷の風景自体が語るような気がしました。

そんな風土に誘われるように、飽きることなくこの地に通ったように思います。
[ 2013/08/07 22:09 ] [ 編集 ]

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