大井川鐡道  その8    白熱電球

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   大井川鐡道  田野口   2013年7月 



やっぱりこの駅なくして大井川は語れないだろう。

無人駅ながら映画ロケ等にも使えるよう内装も復元、白熱電球が軒先にも待合室にも灯る。

さっと夕立が駆け抜け、潤いを得た夕べにオレンジ色の灯りが色っぽく。




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白熱電球の発光原理 = 電球内にあるフィラメントと呼ばれるタングステンの細い線に電流が流れ、

フィラメントの電気抵抗により二千数百度に熱せられ、やや赤みを帯びた白色光を発する。


その原理は百年以上前のエジソンの大発明からほとんど変わらず。

もっとも初期のそれはフィラメントの素材に問題があり、40時間程度の寿命だったらしいが、

エジソンは京都の石清水八幡宮に生えている竹を好んで採用し、その寿命は1200時間に及んだという。




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エネルギーの変換効率としてはいささか悪く、その長い歴史は閉じられようとしている。

いにしえの鉄道を照らすに、これの右に出る役者はあるまい。

永遠なれ、白熱電球。




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[ 2013/07/30 22:12 ] 最近の旅 中部甲信越 | TB(0) | CM(6)

お家芸

こんばんは。

風太郎さまと言えば、コレですよね。
蒲原のお写真もイメージは「白熱電球」ですもの。
この描写は多分誰も出来ないと思います。

私も秩父あたりへ行ったら真似してようと思うんですが、
多分撃沈でしょう(笑)
[ 2013/07/30 22:57 ] [ 編集 ]

田野口の電球

いぬばしりさま

大井川をちゃんと撮ろうと思ったのも、
やっぱり田野口の電球が灯るところを見ずにいられぬ、
というのが動機でしたからねえ。

誘蛾灯のように吸い寄せられてしまいます。
白熱電球の色合いと陰影は代替が利かないでしょうね。

秩父鉄道にも残っていますか。
いぬばしりさんのお写真も最近どんどんしっぽりされていますから、
楽しみにしていますよ。
[ 2013/07/30 23:38 ] [ 編集 ]

風太郎様

今回アップされたお写真
白熱電灯をテーマにされています
私が現在 シリーズにしている建物も室内 外観 全て白熱灯です
被写体は変われど 長い歴史を重ねてきたものを
撮影していることに変わりはありません
はだか電球は 一時シャンデリアとして使用されていたこともあります
やはり 灯る場所は違えども その味わいに変わりはありません

「その原理は百年以上前のエジソンの大発明からほとんど変わらず」
その白熱灯を風太郎様とは異なる被写体の元ではありますが 私も撮り続けています
しかしながら 中々アップ出来る写真が今だ撮れません
白熱灯の魅力を伝えるべき 技術がまだ私には残念ながらありません
どれだけ 白熱灯の撮影が難しいか 今回の山手シリーズでも思いました
いつか温かみのある白熱灯の光をお倉入りさずにアップ出来る日が来る日を・・・
お写真拝見させて頂き 改めて願わずにはいられませんでした
[ 2013/07/31 06:46 ] [ 編集 ]

こんばんは。
白熱電球に注目されたのはとても面白いと思いました。
私も先日から、今回初めて夕刻の明かりが点る時間帯を載せていましたので、とてもタイムリーな話題でした。笑
いま座を奪おうとしているLEDも黄色の色味はありますが、ぜんぜん質感が違いますね。
白熱電球の色はこれにしか出せない色なので、もっと大事にしていく機運があってもいいのにと思います。
[ 2013/07/31 19:16 ] [ 編集 ]

光と影の

りら さま

白熱電球は柔らかい光と言われる割には案外指向性が強い光で、強い「影」を作ります。

りらさんの作品のように夢の中のような淡いイメージを表現するには、

そのハッキリしたところが扱い辛いのかなあ、と想像します。

でも写真は光と影の芸術と言われますし、白熱電球が落とす陰影は私にとって本当に魅力的です。

アンティークな世界には白熱電球は不可欠ですよね。なんとか手懐けるよう、頑張って下さい。

楽しみにしていますよ。
[ 2013/07/31 22:51 ] [ 編集 ]

白熱電球の感傷

いろもりカラスさま

白熱電球の灯りは、昔は鉄道の駅に不可欠だったのですが、
電気代を食う事が災いして30年前でも急速に蛍光灯に置き換えられつつあり、
地方のローカル線の片隅に灯る程度でした。それを見つけると小躍りしたものです。

いろもりさんは「色」にお詳しいようですが、雪国の夕暮れ、ブルーモーメントの雪原に灯る
オレンジともピンクともつかぬ独特な色合い(銀塩カラーフィルムで撮るとそんな風に写る)
には息を飲んだものです。

遠い記憶を呼び覚ます様な、懐かしい色。
まあ、おじさんの青春の感傷でありましょうか。

装飾用演出用には残るのではないでしょうか。生活の場から消えていくのは残念でなりませんが。
[ 2013/07/31 23:39 ] [ 編集 ]

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