夏の終わりに

saku11987.jpg
    宗谷本線  佐久   1987年



「佐久」の地名は「長野県佐久地方からの集団入植」から来るのかと思っていたが(実際そういう由来も多い)、

アイヌ語の「サク・コタン・ナイ」(魚を捕るため夏の間だけ出来る村)の意らしい。

天塩川の恵みと共に拓かれた原始の村も、一時は急行列車が停まるほどの集落となる。

集落の外れには、堂々たる構えの純北海道型駅舎が建っていた。

夏の盛り、この駅前広場に櫓を立てた盆踊りは、それは賑やかなものよと聞いた。


時は流れ無人化された駅舎は、この1年後に取り壊されることになる。

北辺の夏祭りは今も健在なのだろうか。






HPはこちら
「風太郎の1980年田舎列車の旅」

Copyright(C)2011  FUTARO1980. All rights reserved


「ブログ村」に参加しました。ご訪問の際はポチしていただけると励みになります!
 ↓
にほんブログ村 鉄道ブログ ローカル線へ
にほんブログ村

スポンサーサイト

あ~何か目をつぶれば櫓の周りを踊る人たちの姿が目に浮かぶようです。
浴衣に団扇。
金魚すくいに綿菓子、ヨーヨー
お面に北海道だからトウモロコシ。
太鼓の音と歓声と。
香ばしいお醤油の香りがしてきそうです。

北海道には入植の歴史があるのですね。
駅舎に映る夕焼けが、またまた郷愁を誘ってくれます。
[ 2013/09/13 00:30 ] [ 編集 ]

北海道型駅舎

風太郎さま

壁や屋根の色も相まってとても雰囲気のある駅舎です。

最近のローカル線は、変に華美な装飾を施した駅が多くなって、
とても興ざめなものが増えていますよね・・・。
[ 2013/09/13 07:12 ] [ 編集 ]

風太郎様

佐久駅の窓に写る 光が美しいです
この地の景観を 窓の中に凝縮しているかのように 感じます
撮影一年後には 取り壊された駅とのことですが
駅舎 左手には宗谷本線の列車が見えます
その姿が 見えるスペースは 僅かではありますが
存在感は あきらかです
印象深く 撮りたいもの
それは 必ずしも 構図の中
スペースを広く設けなくとも・・・・
設けないからこそもあるのだと・・・
お写真 拝見して感銘を受けました 
[ 2013/09/13 07:12 ] [ 編集 ]

こんばんは。
とても雰囲気のある駅舎です。
でもこの駅舎はもうないんですね。
当時不要になって取り壊されてしまった駅舎のこのお写真を、いま地元の人たちが見たらどう思うでしょうね。
[ 2013/09/13 19:23 ] [ 編集 ]

日本の片隅の

おぼろさま

「魚を捕るため夏の間だけ出来る村」なんて、遠い昔の川辺の生活が目に浮かびますよね。
そこに和人が入植し、マチが出来て鉄道が敷かれました。

しかし、その賑わいも過疎と高齢化の中で過去のものとなりつつあります。
やがてマチは消え、元の原始の風景に還るのでしょうか。
北海道の辺境を旅すると、そんな想いさえ湧いてきます。
ローカル線を辿りカメラに収める旅は、日本の片隅の風景に触れる旅でもあります。

佐久の盆踊りは、近くの公民館前に場所を変えて今も続いているそうです。
[ 2013/09/13 23:30 ] [ 編集 ]

故郷の駅

狂電関人さま

北海道の駅舎は、まるで開拓入植者が手作りで建てた様な、素朴でワイルドな趣があります。

実用本位、しかし堂々とした構えは、やはり故郷への想いを受け留める建物、という気がします。
[ 2013/09/13 23:36 ] [ 編集 ]

駅の魂

りら さま

停まっている列車は別に意識していません。降りて来る人を入れたら、たまたま写っていただけで、
入らない方が良かったかも知れません。

駅そのものに惹かれました。
りらさんが撮るような意匠を凝らし、芸術的な価値を認められた建築物ではありませんが、
そこに暮らしを営むごく平凡な人生を静かに見続けた駅舎には、
大勢の人々の目に見えない魂が詰まっているような気がします。

夕陽を映したガラス窓を見て、ちょっとセンチメンタルになったのかも知れません。
[ 2013/09/13 23:46 ] [ 編集 ]

駅舎の絵

いろもりカラス さま

この駅舎は取り壊されたのち、跡地に地元の郷土資料館を併設した結構立派な建物が建っています。

普通、無人化されると情けない程簡素な駅舎でお茶を濁される場合が多いのですが、
そうはさせじと地元が立ち上がったのではないかと思います。
郷土資料館には開拓時代からの農民具に混じって、この駅舎を描いた絵が飾ってあるそうです。

今も地元の人の心に生き続けているのだろうと思います。
[ 2013/09/13 23:54 ] [ 編集 ]

さりげなく

人物を配していたんですね。
窓に反射する入日に目がいって
あやうく見落とすところでした。
車両がなんか北海道っぽくない色彩ですね?
[ 2013/09/15 10:54 ] [ 編集 ]

キハ54ですよ

マイオ さま

車両はキハ54ですよ。この頃キハ22から急速に置き換わっていました。
銀色をキラキラさせながらやってくると、あまりに異質な車両に見え、
「もはや終わった」感が深まる、当時の仇役です。
[ 2013/09/15 11:20 ] [ 編集 ]

日頃のなんとか

この間から何度も見せて頂いてます。
或る程度は計算しても、狙って撮れるカットじゃありませんよね。
「やられました」の感強し、です。
本屋駅務室窓への残照の写り込みに、左へ走り去る列車。
季節、天候、列車時刻の合致が必要ですから、
それに気がつくのも日頃の行いが何とやらで。
右へ歩く下車客はさすが偶然でしょうが、これで画面構成が完成。
風太郎写真「恐るべし」だなあ。やれやれ。
[ 2013/09/18 02:22 ] [ 編集 ]

熟成期間

Wonder+Graphics さま

過分なお褒めのお言葉、恐縮です。

確かに狙ってはいません。
正直なところ、当時キハ54が許せず写欲も湧かず、ただ茫然と見送っていたような気がします。
もはや俺の鉄も終わりか、という寂しさと夕暮れの駅の侘しさが、ジャストフィットだったのかも知れません。

ずっとお蔵入りというか、何とも思わなかった写真なのですが、最近見ておやっと。

写真も熟成期間が必要なのでしょうか。
[ 2013/09/18 22:28 ] [ 編集 ]

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://futaro1980.blog.fc2.com/tb.php/588-343501a1